オサムシ
セダカオサムシ キタクロオサムシ . .
セダカオサムシ Cychrus morawitzi コウチュウ目 オサムシ科 オサムシ亜科 セダカオサムシ族 体長:15o前後 分布:北海道・本州;千島・サハリン
初めて見つけたオサムシで、山中の倒木を起こしたところじっとしているところでした。
十数ミリと小さなオサムシですが、腹部が真ん丸く膨らんでいて他のオサムシとは形が違います。
色は黒色ですが、よく見ると暗い銅色の光沢が見られます。
翅は退化していて飛ぶことが出来ません。
亜種として、
イワテセダカオサムシ Cychrus morawitzi iwatensis
サッポロセダカオサムシ Cychrus morawitzi sapporensis
がいるようです。
2009年10月30日 北海道北斗市上磯
キタクロオサムシ Carabus albrechti albrechti コウチュウ目 オサムシ科 体長:25o前後 分布:北海道
タケノコ採り(ネマガリダケ)の帰りに、薄暗くなった山中で、ヒグマを恐れながら外に出て、ガレ場の石をはがしてみました。
何個かひっくり返していると、このオサムシが石の下から出てきました。
動きが素早いので写真がぶれていますが、黄緑色の金属光沢のある綺麗な個体です。
2頭目のオサムシなので見つけたときは感激です。
キタクロオサムシの♀で、北海道にだけ分布するようです。
日高山脈から西側に生息しているそうで、十勝と羅臼(知床半島)にも隔離分布しているそうです。
2010年5月30日撮影 北海道函館市三森山