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昆虫アルバム

ツチハンミョウ
メノコツチハンミョウ

メノコツチハンミョウ  Meloe menoko  コウチュウ目 ツチハンミョウ科
体長:約18o(♂),約20o 分布:北海道・本州(中部以北)
メノコツチハンミョウ メノコツチハンミョウ
メノコツチハンミョウ メノコツチハンミョウ

雄も雌も金属光沢のある紺色をしていてとてもきれいです。写真の個体はオスで、触覚の第7節が膨らんでいます。
秋(9月中旬〜10月頃)になると見られます。
後翅は退化しているので飛べない昆虫ですが、歩くのが得意というわけでもなく動きはとても鈍いです。
このときは、写真を撮っただけでわかりませんでしたが、脚の関節からカンタリジンを含んだ液を出し、皮膚に付くと炎症を起こすそうです。
ハナバチ類の巣に寄生し、過変態という特殊な変態を行います。

2009年9月26日 函館市紅葉山町
メノコツチハンミョウ(♀)メノコツチハンミョウ(♀)
メノコツチハンミョウ(♀)メノコツチハンミョウ(♀)

森林公園の遊歩道をゆっくりと歩いていたメノコツチハンミョウのメスです。
腹部は、オスよりも膨らんでいます。
触覚には、オスのような膨らみはありません。
カンタリジンを含む液を見てみようと思い、枝で触ってみたところ、横になってひっくり返り、動かなくなってしまいました。

2009年10月10日 函館市亀田中野町
メノコツチハンミョウ(♂)メノコツチハンミョウ(♀)

左側は触覚の第7節が膨らんでいるのでオスです。
右側はメスで、植物の葉を食べています。

2010年10月2日 函館市亀田中野町

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