Micadina yasumatsui ヤスマツトビナナフシの飼育記録 bP | ||
(2018年4月9日〜2018年10月4日) |
ヤスマツトビナナフシの記録 日本のナナフシ:ヤスマツトビナナフシ |
このページでは、ヤスマツトビナナフシの飼育中の観察について記録していきます。
2018年の飼育記録 | ||
2016年、北海道松前町でヤスマツトビナナフシが再発見された。 (「北海道博物館研究紀要第2号」PDFを参照)⇒こちら |
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2018年、ヤスマツトビナナフシの孵化記録 2018年、ヤスマツトビナナフシの産卵記録 |
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2018年のヤスマツトビナナフシの飼育記録は終了です。 | ||
2018年10月22日(月) ヤスマツトビナナフシの飼育確認 | ||
プラケースB:建石 ヤスマツトビナナフシ1♀、成虫(48o)、卵24個。死亡、標本へ。 |
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2018年10月13日(土) ヤスマツトビナナフシの飼育確認 | ||
プラケースB:建石 ヤスマツトビナナフシ1♀、成虫(48o)、卵28個。 |
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2018年10月4日(日) ヤスマツトビナナフシの飼育確認 | ||
プラケースB:建石 ヤスマツトビナナフシ1♀、成虫(48o)、卵30個。 |
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2018年9月27日(木) ヤスマツトビナナフシの飼育確認 | ||
プラケースA:小谷石 ヤスマツトビナナフシ1♀☆、成虫(55o)、卵23個、2日〜3日前に死亡していた。 プラケースB:建石 ヤスマツトビナナフシ1♀、成虫(48o)、卵46個。 |
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2018年9月16日(日) ヤスマツトビナナフシの飼育確認 | ||
プラケースA:小谷石 ヤスマツトビナナフシ1♀、成虫(55o)、卵43個。 プラケースB:建石 ヤスマツトビナナフシ1♀、成虫(48o)、卵59個。 |
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2018年9月4日(火) ヤスマツトビナナフシの飼育確認 | ||
プラケースA:小谷石 ヤスマツトビナナフシ1♀、成虫(55o)、卵31個。 プラケースB:建石 ヤスマツトビナナフシ1♀、成虫(48o)、卵44個。 |
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2018年8月25日(土) ヤスマツトビナナフシの飼育確認 | ||
プラケースA:小谷石 ヤスマツトビナナフシ1♀、成虫(55o)、卵59個。 プラケースB:建石 ヤスマツトビナナフシ1♀、成虫(48o)、卵53個。 |
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2018年8月14日(火) ヤスマツトビナナフシの飼育確認 | ||
プラケースA:小谷石 ヤスマツトビナナフシ1♀、成虫(55o)、卵53個。 プラケースB:建石 ヤスマツトビナナフシ1♀、成虫(48o)、卵43個。 |
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2018年8月3日(金) ヤスマツトビナナフシの飼育確認 | ||
プラケースA:小谷石 ヤスマツトビナナフシ1♀、成虫(55o)、卵35個。 プラケースB:建石 ヤスマツトビナナフシ1♀、成虫(48o)、卵19個。 |
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2018年7月28日(土) ヤスマツトビナナフシの飼育確認 | ||
プラケースA:小谷石 ヤスマツトビナナフシ1♀、成虫(55o)、7/16頃に産卵開始、卵61個。 プラケースB:建石 ヤスマツトビナナフシ1♀、成虫(48o)、卵4個。 |
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2018年7月13日(金) ヤスマツトビナナフシの飼育確認 | ||
プラケースA:小谷石 ヤスマツトビナナフシ1♀、成虫(55o)、7/7頃に羽化、産卵はない、ミズナラの葉。 プラケースB:建石 ヤスマツトビナナフシ1♀、6令(43o)、ミズナラの葉を与えた。 |
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2018年7月1日(日) ヤスマツトビナナフシの飼育確認 | ||
プラケースA:小谷石 ヤスマツトビナナフシ1♀、6令(47o)、右後肢再生、ミズナラの葉を与えた。 プラケースB:建石 ヤスマツトビナナフシ1♀、5令(36o)、左後肢再生、ミズナラの葉を与えた。 |
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2018年6月19日(火) ヤスマツトビナナフシの飼育確認 | ||
プラケースA:小谷石 ヤスマツトビナナフシ1♀、5令(38o)、右後肢再生、ミズナラとコナラの葉を与えた。 プラケースB:建石 ヤスマツトビナナフシ1♀、4令(28o)、左後肢欠損、ミズナラの葉を与えた。 |
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2018年6月6日(水) ヤスマツトビナナフシの飼育確認 | ||
2018年6月3日(日)に知内町小谷石で採集したヤスマツトビナナフシの初令が死亡していた。初令だが標本にした。 | ||
2018年6月3日(日) ヤスマツトビナナフシの初見日 | ||
知内町の林道で今季初のヤスマツトビナナフシの初令を無事に発見することが出来ました。この場所は、シラキトビナナフシとヤスマツトビナナフシの2種が混棲する場所なので、発見した段階ではどちらか不明でしたが、ケースの中で触覚の黒環を数えたところヤスマツトビナナフシの初令でした。 | ||
2018年6月2日(土) ヤスマツトビナナフシの飼育確認 | ||
プラケースA(旧B):小谷石 ヤスマツトビナナフシ1♀、4令(28o)、ミズナラとコナラの葉を与えた。 プラケースB(旧C):建石 ヤスマツトビナナフシ1♀、3令(23o)、ミズナラとコナラの葉を与えた。 |
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2018年5月25日(金) ヤスマツトビナナフシの飼育確認 | ||
プラケースA(旧B):小谷石 ヤスマツトビナナフシ1♀、4令(24o)、ミズナラとコナラの葉を与えた。 プラケースB(旧C):建石 ヤスマツトビナナフシ1♀、2令(16o)、ミズナラとコナラの葉を与えた。 |
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2018年5月17日(木) ヤスマツトビナナフシの飼育確認 | ||
プラケースBのヤスマツトビナナフシが脱皮中だった。4令(24o)左後肢欠損。 | ||
2018年5月13日(日) ヤスマツトビナナフシの飼育確認 | ||
プラケースA:小谷石 ヤスマツトビナナフシ、すべて死亡していた6☆ プラケースB:建石 ヤスマツトビナナフシ1♀、3令(18o)、ブナの葉を与えた。 プラケースC:建石 ヤスマツトビナナフシ1♀、2令(13o)、ブナの葉とミズナラの芽を与えた。 |
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2018年5月6日(日) ヤスマツトビナナフシの飼育確認 | ||
ようやく野外のブナの葉が7〜8pほどになったのでエサとして与えた。ミズナラは芽が開いたばかりですぐに枯れてしまう。 プラケースA:小谷石 ヤスマツトビナナフシ6♀、1令(12o)2♀2☆、2令(16o)3♀足に脱皮殻、3令(18o)1♀ プラケースB:建石 ヤスマツトビナナフシ5♀、1令(12o)2♀2☆、2令(16o)3♀1☆、ブナの葉を中央から食べていた。 プラケースC:建石 ヤスマツトビナナフシ1♀、1令(12o)1♀ |
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2018年4月30日(月) ヤスマツトビナナフシの飼育確認 | ||
飼育中のヤスマツトビナナフシを確認した。多くがエサが不十分なために死亡してしまった。 プラケースAの17♀は、10♀になっていた。体調は約13mm。ブナの葉で飼育継続。 タッパーeの9♀は、すべて死亡していた。 タッパーfの3♀は、1♀になっていた。ブナの葉で飼育継続。(プラケースB) タッパーiの10♀は、すべて死亡していた。 タッパーjの17♀は、5♀になっていた。ブナの葉で飼育継続。(プラケースB) タッパーlの6♀は、1♀になっていた。ブナの葉で飼育継続。(プラケースB) タッパーmの7♀は、3♀になっていた。ブナの葉で飼育継続。(プラケースB) 水分の多すぎるタッパーは死亡する個体が多かった。 |
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2018年4月27日(金) ヤスマツトビナナフシの孵化9 | ||
4月16日を最後に1頭も孵化しなくなったヤスマツトビナナフシの卵が10日ぶりに孵化してきた。 福島町建石産ヤスマツトビ(2017年7月、445個)が1♀孵化。(建石B) この建石産は、ブナとハンノキの芽を入れたタッパーで飼育。(保管タッパーm) |
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2018年4月23日(月) ヤスマツトビナナフシの飼育確認 | ||
飼育中のヤスマツトビナナフシを確認した。多くがエサが不十分なために死亡してしまった。 プラケースAの86♀は、17♀になっていた。ハンノキとブナの芽で飼育継続。 タッパーeの12♀は、9♀になっていた。ハンノキとブナの芽で飼育継続。 タッパーfの33♀は、3♀になっていた。ハンノキとブナの芽で飼育継続。 タッパーgの11♀は、すべて死亡していた。 タッパーiの16♀は、10♀になっていた。ハンノキとブナの芽で飼育継続。 タッパーjの70♀は、17♀になっていた。ハンノキとブナの芽で飼育継続。 タッパーlの58♀は、6♀になっていた。ハンノキとブナの芽で飼育継続。 タッパーmの14♀は、7♀になっていた。ハンノキとブナの芽で飼育継続。 |
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2018年4月16日(月) ヤスマツトビナナフシの孵化8 | ||
@福島町建石産ヤスマツトビ(2017年6月、267個)が孵化なし。(建石A)(保管タッパーl) A福島町建石産ヤスマツトビ(2017年7月、445個)が14♀孵化。(建石B)(保管タッパーl) この建石産は、ハンノキを入れたタッパーで飼育。 B知内町小谷石産ヤスマツトビナナフシ(2017年8月、262個)が3♀孵化。(プラケースA) |
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2018年4月15日(日) ヤスマツトビナナフシの孵化7 | ||
爆発的に孵化3 @福島町建石産ヤスマツトビ(2017年6月、267個)が孵化なし。(建石A) A福島町建石産ヤスマツトビ(2017年7月、445個)が58♀孵化。(建石B) この建石産は、ハンノキと殻を取ったどんぐりを入れたタッパーで飼育。建石Aグループは2日間にわたって爆発的に孵化したのにいきなり孵化が止まった。 B知内町小谷石産ヤスマツトビナナフシ(2017年8月、262個)が2♀孵化。(プラケースA) |
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2018年4月14日(土) ヤスマツトビナナフシの孵化6 | ||
爆発的に孵化2 @福島町建石産ヤスマツトビ(2017年6月、267個)が45♀孵化。(建石A)(保管タッパーj) A福島町建石産ヤスマツトビ(2017年7月、445個)が25♀孵化。(建石B)(保管タッパーj) この建石産は、ハンノキと殻を取ったどんぐりを入れたタッパーで飼育。 B知内町小谷石産ヤスマツトビナナフシ(2017年8月、262個)が16♀孵化。殻を取ったどんぐりとシラカバを入れたタッパーで飼育。(保管タッパーi) |
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2018年4月13日(金) ヤスマツトビナナフシの孵化5 | ||
爆発的に孵化 @福島町建石産ヤスマツトビ(2017年6月、267個)が33♀孵化。(建石A)(保管タッパーf) A福島町建石産ヤスマツトビ(2017年7月、445個)が11♀孵化。(建石B)(保管タッパーg) この建石産は、シラカシを入れたタッパーで飼育。全体的に乾燥していて、卵の殻から肢が出ないものが多数出てしまった。霧吹きで水分を追加する。 B知内町小谷石産ヤスマツトビナナフシ(2017年8月、262個)が11♀孵化。ハンノキの芽を食べていることを確認できる。また、孵化を確認している1時間の間に14頭も次から次へと孵化していた。(プラケースA) |
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ヤスマツトビナナフシの孵化(福島町建石産)→孵化の様子の動画はこちら | ||
2018年4月12日(木) ヤスマツトビナナフシの孵化4 | ||
@福島町建石産ヤスマツトビ(2017年6月、267個)が9♀孵化。(建石A) A福島町建石産ヤスマツトビ(2017年7月、445個)が3♀孵化。(建石B) 建石産は、シラカバとハンノキの花を入れたタッパーで飼育。(保管タッパーe) B知内町小谷石産ヤスマツトビナナフシ(2017年8月、262個)が42♀孵化。(プラケースA) |
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2018年4月11日(水) ヤスマツトビナナフシの孵化3 | ||
知内町小谷石産ヤスマツトビナナフシ(2017年8月、262個)が11♀孵化してきました。プラケースAで飼育。 | ||
2018年4月10日(火) ヤスマツトビナナフシの孵化2 | ||
知内町小谷石産ヤスマツトビナナフシ(2017年8月、262個)が7♀孵化してきました。プラケースAで飼育。 | ||
2018年4月9日(月) ヤスマツトビナナフシの孵化1 | ||
1回目の越冬で孵化 2017年8月採集の知内町小谷石産ヤスマツトビナナフシの卵(262個)が、1回目の越冬を経て3♀孵化してきました。 孵化した初令幼虫の体長は約10ミリほどです。 エサは、ハンノキの花しかないのでどこまで持つか心配です。(プラケースA) |
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2017年の飼育記録 | ||
2016年、北海道松前町でヤスマツトビナナフシが再発見された。 (「北海道博物館研究紀要第2号」を参照)⇒こちら |
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2017年、北海道松前町・知内町・福島町でヤスマツトビナナフシを採集。 | ||
2017年、ヤスマツトビナナフシの産卵記録 | ||
2017年11月23日(木) ヤスマツトビナナフシの飼育終了 | ||
@6月採集のヤスマツトビナナフシ、計267個、終了。 A7月採集のヤスマツトビナナフシ、計445個、終了。 B8月採集のヤスマツトビナナフシ、計262個、終了。 C9月採集Aのヤスマツトビナナフシ、計162個、終了。 D9月採集Bのヤスマツトビナナフシ、(卵6個)、計340個、終了。 |
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2017年11月23日(木) ヤスマツトビナナフシの飼育26 | ||
この日、9月採集Bのヤスマツトビナナフシが1頭死亡した。産卵6個。標本にする。 | ||
2017年11月15日(水) ヤスマツトビナナフシの飼育25 | ||
野外のエサもなくなり、飼育ケースの中で弱っている。 @6月採集のヤスマツトビナナフシ、計267個、終了。 A7月採集のヤスマツトビナナフシ、計445個、終了。 B8月採集のヤスマツトビナナフシ、計262個、終了。 C9月採集Aのヤスマツトビナナフシ、計162個、終了。 D9月採集Bのヤスマツトビナナフシ、1♀(体長47mm)、卵17個(計334個)。 |
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2017年11月11日(土) ヤスマツトビナナフシの飼育24 | ||
この日、9月採集Bのヤスマツトビナナフシが1頭死亡した。標本にする。 | ||
2017年11月8日(水) ヤスマツトビナナフシの飼育23 | ||
気温が下がってきて、エサの食べ方も少しになり、産卵数は減ってきた。 @6月採集のヤスマツトビナナフシ、計267個、終了。 A7月採集のヤスマツトビナナフシ、計445個、終了。 B8月採集のヤスマツトビナナフシ、計262個、終了。 C9月採集Aのヤスマツトビナナフシ、(卵14個)計162個、終了。 D9月採集Bのヤスマツトビナナフシ、2♀(体長47mm、47mm)、卵53個(計317個)。 |
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2017年11月5日(日) ヤスマツトビナナフシの飼育23 | ||
この日、9月採集Aのヤスマツトビナナフシが1頭死亡した。産卵14個。標本にする。 | ||
2017年10月29日(日) ヤスマツトビナナフシの飼育23 | ||
気温が下がってきて、エサの食べ方も少しになり、産卵数は減ってきた。 @6月採集のヤスマツトビナナフシ、計267個、終了。 A7月採集のヤスマツトビナナフシ、計445個、終了。 B8月採集のヤスマツトビナナフシ、計262個、終了。 C9月採集Aのヤスマツトビナナフシ、1♀(体長 mm)、卵15個(計158個)。 D9月採集Bのヤスマツトビナナフシ、2♀(体長47mm、47mm)、卵36個(計264個)。 |
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2017年10月26日(木) ヤスマツトビナナフシの飼育22 | ||
この日、7月採集のヤスマツトビナナフシが1頭死亡した。標本にする。 | ||
2017年10月24日(火) ヤスマツトビナナフシの飼育21 | ||
気温が下がってきて、エサの食べ方も少しになり、産卵数は減ってきた。 @6月採集のヤスマツトビナナフシ、計267個、終了。 A7月採集のヤスマツトビナナフシ、1♀(体長46mm)、卵8個(計445個)。 B8月採集のヤスマツトビナナフシ、計262個、終了。 C9月採集Aのヤスマツトビナナフシ、1♀(体長 mm)、卵21個(計143個)。 D9月採集Bのヤスマツトビナナフシ、2♀(体長47mm、47mm)、卵40個(計228個)。 |
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2017年10月18日(水) ヤスマツトビナナフシの飼育20 | ||
この日、6月採集のヤスマツトビナナフシが1頭死亡した。標本にする。 | ||
2017年10月17日(火) ヤスマツトビナナフシの飼育19 | ||
この日、8月採集のヤスマツトビナナフシが1頭死亡した。標本にする。 | ||
2017年10月15日(日) ヤスマツトビナナフシの飼育18 | ||
さらに気温が下がってきたが、エサの食べ方も良く活発である。産卵数は少し減ってきた。 @6月採集のヤスマツトビナナフシ、1♀(体長48mm)、卵11個(計267個)。 A7月採集のヤスマツトビナナフシ、2♀(体長46mm、46mm)、卵32個(計437個)。 B8月採集のヤスマツトビナナフシ、1♀(体長47mm)、卵17個(計262個)。 C9月採集Aのヤスマツトビナナフシ、1♀(体長 mm)、卵25個(計122個)。 D9月採集Bのヤスマツトビナナフシ、2♀(体長47mm、47mm)、卵43個(計188個)。 |
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この日、7月採集のヤスマツトビナナフシが1頭死亡した。標本にする。 | ||
2017年10月8日(日) ヤスマツトビナナフシの飼育17 | ||
気温が下がってきたが、エサの食べ方も良く活発である。 @6月採集のヤスマツトビナナフシ、1♀(体長48mm)、卵21個(計256個)。 A7月採集のヤスマツトビナナフシ、2♀(体長46mm、46mm)、卵46個(計405個)。 B8月採集のヤスマツトビナナフシ、1♀(体長47mm)、卵26個(計245個)。 C9月採集Aのヤスマツトビナナフシ、1♀(体長 mm)、卵28個(計97個)。 D9月採集Bのヤスマツトビナナフシ、2♀(体長47mm、47mm)、卵64個(計145個)。 |
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2017年10月1日(日) ヤスマツトビナナフシの飼育16 | ||
気温が下がってきたが、産卵数がシラキより多く、エサの食べ方も良く活発である。 @6月採集のヤスマツトビナナフシ、1♀(体長48mm)、卵27個(計235個)。 A7月採集のヤスマツトビナナフシ、2♀(体長46mm、46mm)、卵44個(計359個)。 B8月採集のヤスマツトビナナフシ、1♀(体長47mm)、卵24個(計219個)。 C9月採集Aのヤスマツトビナナフシ、1♀(体長 mm)、卵28個(計69個)。 D9月採集Bのヤスマツトビナナフシ、2♀(体長 mm)、卵72個(計81個)。 |
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2017年9月24日(日) ヤスマツトビナナフシの飼育15 | ||
1頭当たりの産卵数がシラキより多い。エサの食べ方も良く活発である。 @6月採集のヤスマツトビナナフシ、1♀(体長48mm)、卵33個(計208個)。 A7月採集のヤスマツトビナナフシ、2♀(体長46mm、46mm)、卵54個(計315個)。 B8月採集のヤスマツトビナナフシ、1♀(体長47mm)、卵34個(計195個)。 C9月採集Aのヤスマツトビナナフシ、1♀(体長 mm)、卵41個(計41個)。 D9月採集Bのヤスマツトビナナフシ、2♀(体長 mm)、卵9個(計9個)。午前10時頃採集して夜までに2頭で9個の卵を産んでいた。 |
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2017年9月24日(日) ヤスマツトビナナフシの成虫を採集(混生地) | ||
知内町の林道で高さ約5mのミズナラの葉にナナフシのシルエットを発見する。網で採るのを失敗し慌てて葉をたたいたところナナフシが地面に落下してきた。見るとヤスマツトビナナフシの成虫である。網の中にももう1頭のヤスマツトビナナフシが入っていた。一度に2頭の採集である。この場所では、6月にシラキトビナナフシ、8月にヤスマツトビナナフシを採集している2種の混生地となっている。 | ||
2017年9月17日(日) ヤスマツトビナナフシの飼育14 | ||
1頭当たりの産卵数がシラキより多い。エサの食べ方も良く活発である。 @6月採集のヤスマツトビナナフシ、1♀(体長48mm)、卵25個(計175個)。 A7月採集のヤスマツトビナナフシ、2♀(体長46mm、46mm)、卵36個(計261個)。 B8月採集のヤスマツトビナナフシ、1♀(体長47mm)、卵24個(計161個)。 C9月採集のヤスマツトビナナフシ、1♀(体長 mm)、卵0個(計0個)、※9月18日朝には数個の産卵を確認する。 |
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2017年9月17日(日) ヤスマツトビナナフシの成虫を採集(新産地) | ||
福島町の林道で、5月中旬から6回目の探索でヤスマツトビナナフシの成虫をミズナラの葉上に発見することが出来た。この場所では、何度も探したがシラキトビナナフシも見つからずにいたので感激である。 探索記録(5月17日、6月11日、6月18日、7月29日、8月5日、9月17日) |
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2017年9月11日(月) ヤスマツトビナナフシの飼育13 | ||
1頭当たりの産卵数がシラキより多い。エサの食べ方も良く活発である。 @6月採集のヤスマツトビナナフシ、1♀(体長48mm)、卵56個(計150個)。 A7月採集のヤスマツトビナナフシ、2♀(体長46mm、46mm)、卵92個(計225個)。 B8月採集のヤスマツトビナナフシ、1♀(体長47mm)、卵57個(計137個)。 |
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2017年9月1日(金) ヤスマツトビナナフシの飼育12 | ||
1頭当たりの産卵数がシラキより多い。エサの食べ方も良く活発である。 @6月採集のヤスマツトビナナフシ、1♀(体長48mm)、卵33個(計94個)。 A7月採集のヤスマツトビナナフシ、2♀(体長46mm、46mm)、卵50個(計133個)。 B8月採集のヤスマツトビナナフシ、1♀(体長47mm)、卵30個(計80個)。 |
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2017年8月25日(金) ヤスマツトビナナフシの飼育11 | ||
1頭当たりの産卵数がシラキより多い。エサの食べ方も良く活発である。 @6月採集のヤスマツトビナナフシ、1♀(体長48mm)、卵40個(計61個)。 A7月採集のヤスマツトビナナフシ、2♀(体長46mm、46mm)、卵62個(計83個)。 B8月採集のヤスマツトビナナフシ、1♀(体長47mm)、卵35個(計50個)。 |
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2017年8月18日(金) ヤスマツトビナナフシの飼育10 | ||
すべて成虫で、産卵を始めている。 @6月採集のヤスマツトビナナフシ、1♀(体長48mm)、卵21個(計21個)。 A7月採集のヤスマツトビナナフシ、2♀(体長46mm、46mm)、卵21個(計21個)。 B8月採集のヤスマツトビナナフシ、1♀(体長47mm)、卵15個(計15個)。 |
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2017年8月11日(金) ヤスマツトビナナフシの飼育9 | ||
すべて成虫であるが産卵は始まっていない。 @6月採集のヤスマツトビナナフシ、1♀(体長48mm)、産卵なし。 A7月採集のヤスマツトビナナフシ、2♀(体長46mm、46mm)、産卵なし。 B8月採集のヤスマツトビナナフシ、1♀(体長47mm)、産卵なし。 |
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2017年8月9日(水) ヤスマツトビナナフシの飼育8 | ||
7月採集のヤスマツトビナナフシは、8月1日に1頭が体長46mmの成虫になっていたが、もう1頭は、本日ようやく成虫に羽化していた。体長は46mmある。 これで飼育中のヤスマツトビナナフシはすべて成虫になった。産卵はまだ確認できていない。 |
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2017年8月5日(土) ヤスマツトビナナフシの成虫を採集(新産地) | ||
知内町の林道で、5月中旬から7回目でヤスマツトビナナフシの成虫をミズナラの葉上に発見することが出来た。この場所では、何度も探したがシラキトビナナフシも見つからずにいたので感激である。 この場所から直線距離で130m離れたところでは、6月にシラキトビナナフシの初令を採集しているので、同じ場所に2種のトビナナフシが生息することになる。 産卵は始まっていないので成虫に羽化してそれほど時間はたっていないようである。 |
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2017年8月4日(金) ヤスマツトビナナフシの飼育7 | ||
6月採集のヤスマツトビナナフシは、体長48mmの成虫になっている。(8月2日羽化) 7月採集のヤスマツトビナナフシは、1頭が体長46mmの成虫になっている。(8月1日) もう1頭は、体長38mmの6令のまま。 |
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ヤスマツトビナナフシの腹部には、シラキトビナナフシの腹部第7節にあるようなY字状の突起(尾蓋片前器)はついていない。 | ||
ヤスマツトビナナフシの成虫 | ヤスマツトビナナフシの成虫 | 腹部(Y字状の突起なし) |
2017年8月2日(水) ヤスマツトビナナフシの飼育6 | ||
6月採集のヤスマツトビナナフシは、本日、体長48mmの成虫になった。 7月採集のヤスマツトビナナフシは、1頭が8月1日に成虫に羽化していた。体長は43mm。もう1頭は、体長38mmの6令のまま。 |
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2017年7月28日(金) ヤスマツトビナナフシの飼育5 | ||
6月採集のヤスマツトビナナフシは、体長38mmの6令になっていた。 7月採集のヤスマツトビナナフシ2頭は、体長32mmの6令になっていた。 |
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2017年7月19日(水) ヤスマツトビナナフシの飼育4 | ||
6月採集のヤスマツトビナナフシは、体長32mmの5令になっていた。 7月採集のヤスマツトビナナフシ2頭は、体長28mmの5令のままであった。 |
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2017年7月17日(月) ヤスマツトビナナフシの5令を採集 | ||
6月18日にヤスマツトビナナフシの2令を2頭採集した場所へ出かけてみた。ミズナラの葉表から体長約28mmのヤスマツトビナナフシの5令を見つけた。ミズナラの幼木からも同じ大きさの1頭を追加採集することが出来た。 | ||
2017年7月9日(日) ヤスマツトビナナフシの飼育3 | ||
ヤスマツトビナナフシは、残る1頭が体長28mmの4令となっていた。 | ||
2017年7月2日(日) ヤスマツトビナナフシの飼育2 | ||
ヤスマツトビナナフシの2頭は、1頭が体長22mmの3令となり、1頭は2令段階で死亡していた。 | ||
2017年6月25日(日) ヤスマツトビナナフシの飼育1 | ||
ヤスマツトビナナフシの2頭は、体長18mmの2令のまま。複眼の色が透明に見える。シラキトビナナフシの2令の場合は黒く見える。2令での区別点になる。 | ||
ヤスマツトビナナフシの2令 | ヤスマツトビナナフシ2令の複眼 | シラキトビナナフシ2令の複眼 |
2017年6月18日(日) ヤスマツトビナナフシの2令を採集 | ||
昨年、ヤスマツトビナナフシが再発見された松前町でミズナラの木を調査してみた。他の地域ではすでにシラキトビナナフシの2令が採集できていた時期。体長約18mmのヤスマツトビナナフシの2令を2頭葉裏から採集することが出来た。初令であれば触覚の黒環の数で簡単に区別が出来たのだが、2令では区別が難しかった。(その後、複眼の色の違いで区別が可能になった。) | ||
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ここからは過去の飼育記録
2012年の飼育記録 | ||
2012年4月17日(火) | ||
ヤスマツトビナナフシの卵が孵化 | ||
1回目の越冬で孵化 2011年6月14日採卵し、保管していた22個の卵が、4月17日、1回目の越冬を経て孵化してきました。本日は2頭が孵化してきました。 孵化した初令幼虫の体長は約10ミリほどです。 エサは、シラカシの固い葉しかないのでどこまで持つか心配です。 |
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2012年4月18日(水) 孵化(2) | ||
本日、一気に11頭が孵化してきました。 動きは素早いのですが、すぐに擬態のポーズをとってケース壁面にへばりつこうとします。 |
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2011年4月19日(木) 孵化(3) | ||
本日は6頭が孵化しました。 現在は、シラカシを与えていますが、ほとんど食いつくことは出来ないようです。卵を送っていただいた方に、ブナの若葉を送ってもらっています。何とか死亡する前に間に合うと良いのですが、明日には到着すると思います。 |
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2011年5月10日(木) | ||
ミズナラ・コナラ・シラカバの葉が少し開いたので、2頭残ったヤスマツに与えました。 残っている2頭はだいたい3令くらいになっていました。 |
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2011年5月16日(水) | ||
与えていたエサが枯れており、残っていた2頭のヤスマツが死亡していました。 これで今年孵化した幼虫はすべて死亡してしまいました。 エサの確保がなければ飼育は難しいです。 |
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すべて死亡したので飼育記録は中断します | ||
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2011年の飼育記録 | ||
2011年4月1日(金)〜4月10日(土) | ||
2011年春 ヤスマツトビナナフシの卵が孵化する | ||
2回目の越冬で孵化 1回目の越冬では孵化しなかったヤスマツトビナナフシの卵が、4月1日、2回目の越冬を経て孵化してきました。4月1日から10日までの10日間で、10頭が孵化してきました。 孵化した初令幼虫の体長は約10ミリほどです。 シラキトビナナフシの初令幼虫とそっくりです。 エサは、鉢植えにしていたコナラの葉を与えています。(画像:下段中) この間の孵化の経過です。 4月01日(金) 1頭孵化 計 1頭 4月02日(土) 1頭孵化 計 2頭 4月04日(月) 1頭孵化 計 3頭 4月06日(水) 1頭孵化 計 4頭 4月07日(木) 2頭孵化 計 6頭 4月08日(金) 3頭孵化 計 9頭 4月10日(日) 1頭孵化 計10頭 野外のエサの状況は、4月10日現在で、ブナの冬芽がやや膨らみ始めた所です。ミズナラ・コナラは冬芽の状態で、まだまだ芽吹きには時間がかかりそうです。(七飯町無沢峠) |
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2011年4月13日(水) 孵化(2) | ||
本日、2頭が孵化してきました。今までに孵化した個体は16ミリほどに成長しています。2令と思われます。シラキトビナナフシの孵化も始まったために、エサのコナラがほとんど食べつくされてきました。 | ||
2011年4月18日(月) 孵化(3) | ||
この間に孵化してきた12頭のヤスマツトビナナフシは、エサのコナラが無くなったために、ほとんど死亡してしまいました。確認できるのは、2令にまで成長していた1頭のみかもしれません。 現在は、シラカシとブナの若葉を与えています。何とか成虫にまで成長してくれるといいのですが。 |
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2011年4月26日(火) 成長1 | ||
残っていたヤスマツトビナナフシは、体長が約22ミリになっていました。3令幼虫と思われます。 翅芽も見えてきました。コナラの葉が無くなったので、現在はブナの若葉を食べています。 |
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2011年4月26日(火) 孵化(4) | ||
4月13日の孵化以来、2週間ぶりに2頭の孵化が見られました。シラカシとブナを与えていますが、ブナの若葉は直ぐに枯れてしまいます。 |
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2011年5月7日(土) 成長2 | ||
4月1日から4月26日までに孵化したのは14頭でしたが、途中でエサのコナラがなくなった時期があり多くが死亡してしまいました。現在確認できたのは4頭です。 体長は、約34ミリ(5令)、約25ミリ(4令)、約22ミリ(3令)、約22ミリ(3令)です。(令すうについては予測です。)一番大きくなっていたのは34ミリの個体(画像)で、翅芽が大きくなっています。(画像:右)現在はコナラとブナを与えているので大丈夫と思います。 |
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2011年5月17日(火) 成長3 | ||
5月7日以降、1頭が死亡してしまい、現在は3頭が生存しています。 一番大きいのは、体長が約43ミリ、6令になっているようです。翅芽が大きくなっており、次の脱皮(羽化)で成虫になると思われます。(画像:中) 他の2頭は、約30ミリで5令と思われます。 エサはブナを与えていますが、大きな食痕が見られるので無事に食べて成長しているようです。(画像:右) |
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2011年5月27日(金) 成虫 | ||
5月27日、3頭のうちの1頭が羽化不全もなく無事に成虫になりました。体長は約52ミリあります。 見た感じはシラキトビナナフシに似ていますが、全体が緑をしています。シラキでは前胸から中胸の背面に見られる赤紫色の細い帯が見られません。前肢の付け根は緑で、シラキのようなオレンジ色はありません。前翅横の黒い模様がシラキよりも小さいです。 他の2頭も無事に育っています。エサは、ブナの葉をよく食べています。 |
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2011年6月5日(日) 死亡 | ||
5月27日に無事だった幼虫の2頭が死亡していました。成虫は元気にしているので、なぜ2頭が死亡したのか不明です。エサはブナを与えていましたが、食痕もたくさんあり、エサ不足ということもありません。成虫の産卵はまだ始まっていないようです。 | ||
2011年6月14日(日) 成虫死亡 | ||
エサ交換のために飼育ケースを見てみると、5月27日に成虫になっていた1頭が突然死亡していました。前日の13日には飼育ケースの中を歩きまわっているのを見たので、今日になって死亡したと思われます。エサのブナがやや乾燥気味だったので、エサ交換があと1日早ければ無事だったと思うと残念でなりません。産卵が始まっていたようで、卵が22個ありました。来年の春まで大切に保管です。 | ||
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2010年の飼育記録 | ||
2010年1月26日(火) ヤスマツトビナナフシの卵がやって来ました | ||
ヤスマツトビナナフシの卵 本日、石川県のナナフシ愛好家の方からヤスマツトビナナフシの卵を102個いただきました。 産地は、石川県金沢市医王山になります。産卵は2009年の秋になります。 成虫は、シラキトビナナフシに似ていますが、卵はハッキリと区別がつきます。 卵表面の網目模様が、ヤスマツトビナナフシの方が荒く、シラキトビナナフシの方は細かくなっています。 卵の保管場所は、北側向きの窓枠で、最低気温が数度にまで下がる場所です。 | ||
2010年春 ヤスマツトビナナフシの卵は孵化せず | ||
1回目の越冬では孵化せず この卵は、2010年の4月〜6月になっても全く孵化することがなく、1回目の越冬では孵化することがありませんでした。 | ||
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ヤスマツトビナナフシの観察と飼育は、今後も継続します。