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Micadina fagi      野外観察・飼育記録 13
(2012年4月5日〜 2012年10月14日)

このページでは、シラキトビナナフシの野外での観察や飼育中の観察について記録していきます。


2012年4月5日(木)  シラキトビナナフシの孵化(1)
シラキトビナナフシの孵化 2010年卵の保管ケース 死亡個体
 2010年卵の孵化(1) 

 本日、2010年に産卵された卵から、シラキトビナナフシが孵化しているのに気づきました。
今年は異常に寒い日が続いているので、孵化が遅れると予想していたのですが、多数のシラキトビナナフシがすでに孵化を開始していました。おそらく3月下旬には孵化が始まっていたと思われます。
1回目の越冬後の2011年春には孵化しなかった卵ですが、2回目の越冬後の2012年4月に孵化してきました。

 函館市産A
 2010年09月28日回収卵 ⇒ 1頭孵化+5頭死亡・・・合計6頭孵化
 2010年10月16日回収卵 ⇒ 1頭孵化+     ・・・合計1頭孵化
 2010年10月25日回収卵 ⇒ 1頭孵化+     ・・・合計1頭孵化

 函館市産B
 2010年10月07日回収卵 ⇒ 2頭孵化+3頭死亡・・・合計5頭孵化
 2010年10月16日回収卵 ⇒ 2頭孵化+1頭死亡・・・合計3頭孵化
 2010年10月25日回収卵 ⇒ 1頭孵化+12頭死亡・・合計13頭孵化
 2010年11月07日回収卵 ⇒        1頭死亡・・合計1頭孵化

 むかわ町穂別産
 2010年10月07日回収卵 ⇒ 4頭孵化+48頭死亡・・・合計52頭孵化
 2010年10月16日回収卵 ⇒ 1頭孵化+18頭死亡・・・合計19頭孵化
 2010年10月25日回収卵 ⇒ 1頭孵化+19頭死亡・・・合計20頭孵化
 2010年11月01日回収卵 ⇒ 1頭孵化        ・・・合計1頭孵化
 2010年11月07日回収卵 ⇒ 5頭孵化+14頭死亡・・・合計19頭孵化
 2010年11月14日回収卵 ⇒        14頭死亡・・・合計14頭孵化
 2010年11月25日回収卵 ⇒        1頭死亡・・・合計1頭孵化

2012年4月6日(金)  シラキトビナナフシの孵化(2)
2010年卵の孵化(2) 

 本日、2010年に産卵された卵から、18頭のシラキトビナナフシが孵化してきました。

 函館市産A
 2010年09月28日回収卵 ⇒ 5頭孵化
 2010年10月16日回収卵 ⇒ 1頭孵化

 函館市産B
 2010年09月28日回収卵 ⇒ 1頭孵化
 2010年10月16日回収卵 ⇒ 1頭孵化
 2010年10月25日回収卵 ⇒ 2頭孵化
 2010年11月01日回収卵 ⇒ 2頭孵化

 むかわ町穂別産
 2010年10月07日回収卵 ⇒ 3頭孵化
 2010年10月16日回収卵 ⇒ 1頭孵化
 2010年10月25日回収卵 ⇒ 2頭孵化

詳細はこちら ⇒ 2010年卵の産卵と孵化
2012年4月7日(土)  シラキトビナナフシの孵化(3) 
2010年卵の孵化(3) 

 本日、2010年に産卵された卵から、15頭のシラキトビナナフシが孵化してきました。

 函館市産A
 2010年09月28日回収卵 ⇒ 2頭孵化
 2010年10月16日回収卵 ⇒ 1頭孵化

 函館市産B
 2010年10月07日回収卵 ⇒ 2頭孵化
 2010年11月01日回収卵 ⇒ 2頭孵化
 2010年11月25日回収卵 ⇒ 1頭孵化

 むかわ町穂別産
 2010年10月07日回収卵 ⇒ 3頭孵化
 2010年10月16日回収卵 ⇒ 1頭孵化
 2010年10月25日回収卵 ⇒ 1頭孵化
 2010年11月07日回収卵 ⇒ 2頭孵化

詳細はこちら ⇒ 2010年卵の産卵と孵化
2012年4月14日(土)  シラキトビナナフシの孵化(4) 
2011年卵の孵化 2011年卵の孵化 2011年卵
 この間、毎日2010年卵が孵化し続けていました。しかし、エサのコナラ・ブナなどの若葉がないために次々と初令幼虫が死亡しています。
 本日は、2010年卵だけでなく、2011年卵が孵化してきました。産地は、大沼町森林公園です。一度に5頭が孵化しています。1回目の越冬での孵化になります。保管場所の温度は、13度くらいが続くようになっていました。
 
詳細はこちら ⇒ 2010年卵の産卵と孵化 ・ 2011年卵の産卵と孵化
2012年5月15日(火)  シラキトビナナフシの孵化(5) 
シラカバの食痕 シラカバの食痕 シラキトビナナフシの卵
 4月から現在まで毎日孵化しています。
2010年卵は、4月初旬から5月上旬までの約1ヶ月間孵化を続けました。
2011年卵は、4月14日から現在も孵化を続けています。しかし、同じ時期に産卵されたにもかかわらず、まったく孵化してこないグループもあります。
詳細はこちら ⇒ 2010年卵の産卵と孵化 ・ 2011年卵の産卵と孵化

 エサは、4月20日と4月30日に金沢の方にブナ・コナラ・ミズナラの若葉を送ってもらいましたが、函館のミズナラは5月5日でもようやく開いたばかりです。シラカバがミズナラより早く葉を開いているので、シラカバで飼育しています。良く食べて育っています。(画像:左・中)

 よくカビが生えた卵は死亡卵といわれてますが、大量のカビに覆われていても孵化してきています。(画像:右)
2012年6月2日(土)  シラキトビナナフシの初見日
野外のシラキトビナナフシ初令 野外のシラキトビナナフシ初令 野外のシラキトビナナフシ初令
 昨日、函館市郊外(滝沢町)の林で今年初めてのシラキトビナナフシの初令を発見しました。

例年だと5月20日を過ぎた頃から発生を確認できたのと、5月下旬に穂別方面でのシラキ発見の報告を聞いていたので、何度か探しに出かけていたのですが、まったく発生の雰囲気が感じられませんでした。

木の柵を歩いている1頭が見つかったとたん、次から次へと初令が見つかり、1時間足らずで23頭をルッキングで確認できました。今年初めてのシラキを野外で観察できてホットしました。

23頭の内、木の柵で見つけたのが12頭、ミズナラの大木の幹を歩いていたのが1頭、クリ・コナラ・ミズナラの葉裏で見つかったのが10頭です。

10頭を採集してきて飼育開始です。

気象の条件は、6月2日、 天気:晴れ、 気温:約16度、 湿度:約70%。 (前日は雨降り)
今までの函館でのシラキトビナナフシの初見日とその日の気象条件は次のとおりです。

2008年は、 6月1日、 天気:雨、   気温:約10度。
2009年は、 5月23日 、天気:霧雨、 気温:約12度。
2010年は、 5月28日、 天気:霧雨、 気温:約10度。
2011年は、 5月21日、 天気:小雨、 気温:約14度。
2012年6月6日(水)  シラキトビナナフシの野外観察(函館市亀田中野町)
 亀田中野町でミズナラの木で初令を5頭確認。樹高3mほどの木。木柵の上には確認できなかった。
2012年6月9日(土)  シラキトビナナフシの野外観察(森町)
森町産シラキトビナナフシの初令 クリの葉 森町産シラキトビナナフシの生息場所
 森町姫川でシラキトビナナフシの初令を見つけました。この場所は、2010年に成虫を見つけた場所です。昨年は、見つけることが出来なかったので心配でしたが、今年は初令を見れたので間違いなくこの場所で発生していることが確認できました。
2012年6月10日(日)  シラキトビナナフシの野外観察(函館市亀田中野町)
 亀田中野町でミズナラの木で初令を3頭確認。樹高3mほどの木。木柵の上でも1頭を確認。
2012年6月30日(土)  シラキトビナナフシの野外観察(函館市亀田中野町)
シラキトビナナフシの2令 シラキトビナナフシの2令 シラキトビナナフシの2令
 シラキトビナナフシの2令
 亀田中野町でシラキの2令を確認。遊歩道の木柵の上に2令幼虫が歩いていました。
体長は約16ミリで、目が黒色をしています。以前初令を確認した木を見ても幼虫を見つけることが出来ませんでした。

 6月2日に採集した滝沢町の初令は、すでに体長約30ミリ、4令となっています。
2012年7月6日(金)  シラキトビナナフシの野外観察(函館市亀田中野町)
シラキトビナナフシの3令 シラキトビナナフシの3令 シラキトビナナフシの3令
 シラキトビナナフシの3令
 亀田中野町でシラキの3令を確認。コナラの頭上2mくらいの葉裏で3令幼虫を見つけました。
体長は約20ミリです。その後も林内を探しましたが追加のシラキを見つけることが出来ませんでした。

 6月2日に採集した滝沢町の初令は、すでに体長約35ミリ、5令となっています。
2012年7月7日(土)  シラキトビナナフシの飼育観察
シラキトビナナフシの6令 シラキトビナナフシの新成虫 シラキトビナナフシの新成虫
 今年孵化したシラキトビナナフシが1頭成虫に羽化しました。(画像:中・右)翅が上手く閉じていないのでやや羽化不全気味ですが何とか無事です。5月初めに孵化した個体と思われます。他の1頭は6令なので、もうすぐ成虫に羽化すると思います。あと1頭はエサの葉裏で脱皮に失敗して死亡していました。たくさん孵化したのですが最後まで育っているのはこの2頭だけになっています。
最新日記
2012年7月9日(月)  シラキトビナナフシの飼育観察
 7日に羽化したばかりの成虫が死亡していました。頭部が黒くまだらに変色していたので、羽化の時に何らかの不具合があったと思われます。今年の孵化グループはついに1頭だけになっています。
2012年7月10日(火)  シラキトビナナフシの飼育観察
 最後に残っていた孵化グループの1頭が成虫に羽化していました。
2012年9月1日(土)  シラキトビナナフシの野外観察(函館市亀田中野町)
シラキトビナナフシの野外卵 シラキトビナナフシの成虫 シラキトビナナフシの野外卵
 ミズナラの木の下でシラキトビナナフシの卵が1個見つかりました。(左:画像)30度超えの猛暑と晴れ続きで地面は乾燥していました。
 例年だと、成虫になって産卵を始めたシラキが、樹上から下草に降りてたくさん見られるのですが、確認できた成虫はミズナラ樹上の1頭(画像:中)だけでした。
 シラキの卵は2個確認できました。(画像:右)
最新日記
2012年10月14日(日)  シラキトビナナフシの野外観察(函館市亀田中野町)
 ミズナラの木の下でシラキトビナナフシの卵が1個見つかりました。成虫の姿はまったく確認することが出来ません。ミズナラ・コナラ・クリの葉はまだ緑色をして、黄葉には少し時間があります。
 2008年卵の孵化  2009年卵の孵化  2010年卵の孵化  2011年卵の孵化
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  脱皮については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの脱皮
  羽化については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの羽化
  孵化については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの孵化
  2008年卵の孵化については、こちらを参照して下さい。 ⇒ シラキトビナナフシの長期休眠
  以前の野外シラキトビナナフシの様子はこちらから ⇒ フォトアルバム (大きな画像で見れます)

シラキトビナナフシの観察と飼育は、今後も継続します。
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