Micadina conifera 野外観察・飼育記録 16 | ||
(2017年5月11日〜 2017年12月23日) |
このページでは、シラキトビナナフシの野外での観察や飼育中の観察について記録していきます。
|
2017年シラキトビナナフシの産卵 | ||
2017年12月23日(土) シラキトビナナフシの飼育終了 | ||
今年の最後まで生存していた七飯グループの1頭が死亡していた。標本にした。 | ||
2017年12月20日(水) シラキトビナナフシの飼育30 | ||
11月15日に採集したクリの葉も枯れてしまい、シラカシの葉を与える。弱っている。 @七飯グループ(10月21日採集)、1♀、卵8個(計417個) 交換したエサはシラカシ。 |
||
2017年12月4日(月) ※七飯グループの1頭が死亡していた。標本にした。 |
||
2017年11月30日(木) シラキトビナナフシの飼育29 | ||
11月15日に採集したクリの葉を与える。 @七飯グループ(10月21日採集)、2♀、卵12個(計409個) 交換したエサはクリ。 |
||
2017年11月23日(木) シラキトビナナフシの飼育28 | ||
11月15日に採集したクリの葉を与える。野外には緑のエサはない。 @七飯グループ(10月21日採集)、2♀、卵19個(計397個) 交換したエサはクリ。 |
||
2017年11月15日(水) シラキトビナナフシの飼育27 | ||
市内にクリの葉が残るだけ。 @福島グループ(6月11日と18日採集)、1♀(体長51mm)、(卵5個)、計305個、終了。 A七飯グループ(10月21日採集)、2♀、卵25個(計378個) 交換したエサはクリ。 |
||
2017年11月12日(日) ※福島グループの1頭が死亡していた。産卵5個。標本にした。 |
||
2017年11月8日(水) シラキトビナナフシの飼育26 | ||
上ノ国グループCの1頭が死亡していた。産卵は10個。ミズナラ・コナラ・クリは郊外では枯れ、市内にコナラ・クリの葉が残るだけ。 @福島グループ(6月11日と18日採集)、1♀(体長51mm)、卵23個(計300個) A上ノ国グループB(8月20日採集)、1♀、(卵7個)、計753個、終了。 C七飯グループ(10月21日採集)、2♀、卵47個(計353個) 交換したエサはコナラ、クリ。 ※2016年10月15日卵のタッパーから孵化した10月9日・11日の2頭が死亡していた。初令のままで2令に脱皮することはなかった。 ※10月21日にシラキトビナナフシを大量に発見した七飯町の林に行ったが、ミズナラの葉は完全に木から落ちていた。函館四稜郭にコナラがわずかに緑の葉を残していた。 |
||
2017年11月7日(水) ※上ノ国グループBの1頭が死亡していた。産卵7個。標本にした。 |
||
2017年10月29日(日) シラキトビナナフシの飼育25 | ||
上ノ国グループCの1頭が死亡していた。産卵は10個。ミズナラ・コナラ・クリは郊外では枯れ、市内にミズナラ・コナラ・クリの葉が残るだけ。 @福島グループ(6月11日と18日採集)、1♀(体長51mm)、卵10個(計277個) A上ノ国グループB(8月20日採集)、1♀、卵19個(計746個) B上ノ国グループC(9月24日採集)、1♀、卵10個(計235個)、終了。 C七飯グループ(10月21日採集)、2♀、卵40個(計306個) 交換したエサはミズナラ、クリ。 |
||
2017年10月28日(土) ※10月21日にシラキトビナナフシを大量に発見した七飯町の林に行ったが、ミズナラの葉が茶色に枯れており、シラキトビナナフシは1頭も見つからなかった。 |
||
2017年10月25日(水) ※10月21日に採集した、七飯グループの1頭が死亡していた。標本にした。 |
||
2017年10月24日(火) シラキトビナナフシの飼育24 | ||
気温は下がってきた。ミズナラ・コナラ・クリは郊外では枯れ、市内にクリの葉が残るだけ。 @福島グループ(6月11日と18日採集)、1♀(体長51mm)、卵13個(計267個) A上ノ国グループB(8月20日採集)、1♀、卵42個(計727個) B上ノ国グループC(9月24日採集)、1♀、卵27個(計225個) C七飯グループ(10月21日採集)、3♀、卵41個(計266個) 交換したエサはミズナラ、クリ。 |
||
2017年10月23日(月) ※上ノ国グループBの1頭が死亡していた。標本にした。 ※2016年10月15日卵のタッパーから孵化した10月9日・11日の2頭は生存。クリの葉、ミズナラの葉(幼木)を与える。 |
||
2017年10月22日(日) ※昨日採集した、七飯グループの1頭が死亡していた。標本にした。 |
||
2017年10月21日(土) 七飯町のシラキトビナナフシ(新産地) | ||
キノコを採集するのに9月上旬から何度か通っていた場所で初めてシラキトビナナフシを採集した。ミズナラの木は黄葉が進み、上部は茶色く枯れていた。そのため下枝部分に大量に降りてきていた。確認できただけで8頭もいた。4頭を採集して飼育を開始。 | ||
2017年10月15日(日) シラキトビナナフシの飼育23 | ||
気温は少し下がってきた。 @福島グループ(6月11日と18日採集)、1♀(体長51mm)、卵19個(計254個) A上ノ国グループB(8月20日採集)、2♀、卵78個(計685個) B上ノ国グループC(9月24日採集)、1♀、卵33個(計198個) 交換したエサはミズナラ、クリ。 |
||
2017年10月15日(日) ※2016年10月15日卵のタッパーから、1頭が孵化していた。10月9日・11日の2頭は生存。クリの葉。 |
||
2017年10月11日(水) ※2016年10月15日卵のタッパーから、1頭が孵化していた。10月9日の1頭は生存。クリの葉。 |
||
2017年10月9日(月) ※福島町・知内町の林道を探したが、トビナナフシは見つからなかった。 ※2016年10月15日卵のタッパーから、1頭が孵化していた。10月4日、5日、6日孵化の3頭はすべて死亡していた。小さなクリの葉を与える。 ※上ノ国グループCの1頭が死亡していた。標本にする。 |
||
2017年10月8日(日) シラキトビナナフシの飼育22 | ||
福島グループは、小さな卵を1個産んでいた。上ノ国Bはカシワの葉を食べていた。 @福島グループ(6月11日と18日採集)、1♀(体長51mm)、卵12個(計235個) A上ノ国グループB(8月20日採集)、2♀、卵90個(計607個) B上ノ国グループC(9月24日採集)、2♀、卵77個(計165個) 交換したエサはミズナラ、クリ、カシワ。 |
||
2017年10月6日(金) 2016年10月15日卵のタッパーから、1頭が孵化していた。 |
||
2017年10月5日(木) 2016年10月15日卵のタッパーから、1頭が孵化していた。10月3日孵化の4頭中2頭が死亡していた。ミズナラの葉が固すぎるのかもしれない。 |
||
2017年10月4日(水) 2016年10月15日卵のタッパーから、1頭が孵化していた。 |
||
2017年10月3日(火) シラキトビナナフシの時季外れの孵化 | ||
2016年10月15日採卵のタッパーが、時季外れにもかかわらず孵化していた。保管場所は、6月以降、室内から外の物置に移していた。親は函館市採集の個体で、このタッパーには99個の卵が保管されていた。その中で5個が孵化していたが、内1頭は死亡していた。4頭をミズナラの葉で飼育開始。 | ||
2017年10月1日(日) シラキトビナナフシの飼育21 | ||
知内グループBの1頭が死亡していた。 @知内グループB(5月28日採集)、1♀(体長53mm)、卵6個(計189個)、終了 A福島グループ(6月11日と18日採集)、1♀(体長51mm)、卵21個(計223個) C上ノ国グループB(8月20日採集)、2♀、卵78個(計517個)、カシワの葉を与える。 D上ノ国グループC(9月24日採集)、2♀、卵83個(計88個) 交換したエサはミズナラ、クリ。 |
||
2017年9月27日(水) 知内グループBの1頭が死亡していた。卵6個。 |
||
2017年9月24日(日) シラキトビナナフシの飼育20 | ||
上ノ国グループの1頭が死亡していた。 @知内グループB(5月28日採集)、1♀(体長53mm)、卵27個(計183個) A知内グループC(6月11日採集)、1♀(体長54mm)、卵12個(計222個)、終了 B福島グループ(6月11日と18日採集)、1♀(体長51mm)、卵25個(計202個) C上ノ国グループB(8月20日採集)、2♀、卵86個(計439個) D上ノ国グループC(9月24日採集)、2♀、卵5個(計5個) 交換したエサはミズナラ、クリ。 |
||
2017年9月24日(日) 上ノ国町のシラキトビナナフシ(新産地) | ||
午前10時頃、知内町のシラキトビナナフシとヤスマツトビナナフシの混生地でヤスマツトビナナフシを2頭採集し、その後松前半島を回って林道を探索した。午後4時頃に、上ノ国町の新しい林道を数キロ進んだところのミズナラの木でシラキトビナナフシの成虫を2頭見つけることが出来た。 この場所は新産地になる。 ※9月24日(日)夜、この2頭は5個の卵を産卵していた。 |
||
2017年9月17日(日) シラキトビナナフシの飼育19 | ||
知内グループAの1頭と上ノ国グループの1頭が死亡していた。 @知内グループA(5月21日採集)、1♀(体長53〜48mm)、卵7個(計90個)、終了 A知内グループB(5月28日採集)、2♀(体長53mm)、卵22個(計156個) B知内グループC(6月11日採集)、1♀(体長54mm、左前肢再生)、卵43個(計210個) C福島グループ(6月11日と18日採集)、1♀(体長51mm)、卵22個(計177個) D上ノ国グループB(8月20日採集)、3♀、卵57個(計353個)、1♀☆ 交換したエサはミズナラ、クリ。 |
||
2017年9月11日(月) シラキトビナナフシの飼育18 | ||
今季初採集の函館グループの1頭が死亡していた。 @函館グループ、1♀(体長55mm)、卵9個(計66個)、1♀死亡(9月10日)。 A知内グループA(5月21日採集)、1♀(体長53〜48mm)、卵7個(計83個) B知内グループB(5月28日採集)、2♀(体長53mm)、卵53個(計134個) C知内グループC(6月11日採集)、1♀(体長54mm、左前肢再生)、卵81個(計167個) D福島グループ(6月11日と18日採集)、1♀(体長51mm)、卵32個(計155個) E上ノ国グループA(8月20日採集)、終了(計42個) F上ノ国グループB(8月20日採集)、3♀、卵180個(計296個) 交換したエサはミズナラ、クリ。 |
||
2017年9月10日(日) 知内町の林道を探したが、トビナナフシは見つからなかった。(ヤスマツとシラキの混生地) |
||
2017年9月9日(土) 札幌市定山渓の林道を探したが、トビナナフシは見つからなかった。 |
||
2017年9月2日(土) 知内町の2本の林道を探したが、トビナナフシは見つからなかった。 |
||
2017年9月1日(金) シラキトビナナフシの飼育17 | ||
先週から3頭が死亡していた。 @函館グループ、1♀(体長55mm)、卵2個(計57個) A知内グループA(5月21日採集)、1♀(体長53〜48mm)、卵16個(計76個)、1♀死亡。 B知内グループB(5月28日採集)、2♀(体長53mm)、卵26個(計81個) C知内グループC(6月11日採集)、1♀(体長54mm、左前肢再生)、卵40個(計86個) D福島グループ(6月11日と18日採集)、1♀(体長53mm、51mm)、卵25個(計123個)、1♀死亡。 E上ノ国グループA(8月20日採集)、1♀、卵13個(計42個)、1♀死亡。 F上ノ国グループB(8月20日採集)、3♀、卵103個(計116個) 交換したエサはミズナラ。ブナの葉も食べていた。 |
||
2017年8月31日(木) 函館の四季の杜でエサの採集。シラキトビナナフシの成虫を1頭木柵の上で発見。 |
||
2017年8月27日(日) 上ノ国町のシラキトビナナフシ | ||
知内町のシラキトビナナフシとヤスマツトビナナフシの混生地を探したが見つからず、木古内町の新しい林道や上ノ国町の林道を何本か回ったが見つからなかった。夕方になって来たので、先週20日にシラキトビナナフシの成虫を見つけた新産地へ向かった。先週と同じ場所では見つけることが出来なかったが、300メートルほど進んだミズナラの木でシラキトビナナフシの成虫を見つけることが出来た。採集してそばの葉を探すと10メートルほどの範囲で次々とシラキトビナナフシの成虫が見つかり、合計で7頭の成虫を見つけることが出来た。2頭を採集して帰宅する。 ※8月28日(月)夕方、この2頭は産卵しており、それぞれ7個と8個であった。 |
||
2017年8月26日(土) 知内グループBの1頭が、朝方弱っていて、夕方には死亡していた。 |
||
2017年8月25日(金) シラキトビナナフシの飼育17 | ||
すべての個体が産卵を始めている。 @函館グループ、1♀(体長55mm)、卵6個(計55個) A知内グループA(5月21日採集)、3♀(体長53〜48mm)、卵35個(計60個) B知内グループB(5月28日採集)、2♀(体長53mm)、卵34個(計55個) C知内グループC(6月11日採集)、1♀(体長54mm、左前肢再生)、卵46個(計46個) D福島グループ(6月11日と18日採集)、2♀(体長53mm、51mm)、卵64個(計98個) E上ノ国グループA(8月20日採集)、1♀、卵29個(計29個) F上ノ国グループB(8月20日採集)、1♀、卵13個(計13個) 交換したエサはミズナラ。 |
||
2017年8月20日(日) 上ノ国町のシラキトビナナフシ(新産地) | ||
久しぶりの快晴、木古内町の林道を探索したがナナフシは見つからず、上ノ国町へ移動した。2011年にシラキトビナナフシを採集していた場所へ向かうと道路工事のために過去の採集場所がなくなっていた。数百メートル離れた場所を探すとシラキトビナナフシの成虫を1頭見つけることが出来た。その後、上ノ国町の海岸近くの山を探索しているとエサを食べているシラキトビナナフシの成虫を1頭見つけることが出来た。この場所は新産地になる。 この日の朝、知内グループAのシラキトビナナフシの成虫が1頭死亡していた。8月14日に2頭死亡したグループの個体と同じ飼育ケースなので何か共通の原因があるのだろうか。 |
||
8月19日(土)に知内町と福島町の長短合わせて9本の林道を探し回ったが、ナナフシは1頭も見つけることが出来なかった。 | ||
2017年8月18日(金) シラキトビナナフシの飼育16・知内町の採集(B) | ||
木古内町と知内町の林道を探索。知内町のBグループの産地でシラキトビナナフシの成虫を1頭採集した。右前肢が欠損し、両方の触覚が途中で切れていた。脱皮の際に取れたのかもしれない。 | ||
ほとんどの個体が産卵を始めている。 @函館グループ、1♀(体長55mm)、卵10個(計49個) A知内グループA(5月21日採集)、3♀(体長53〜48mm)、卵19個(計25個) B知内グループB(5月28日採集)、1♀(体長53mm)、卵21個(計21個) C知内グループC(6月11日採集)、1♀(体長54mm、左前肢再生)、産卵なし D福島グループ(6月11日と18日採集)、2♀(体長53mm、51mm)、卵34個(計34個) 交換したエサはミズナラ。 |
||
2017年8月14日(月) シラキトビナナフシの飼育15 | ||
飼育中の知内グループA(5月21日採集)の2頭が突然死亡していた。産卵は始まっていない個体で、エサ交換も行ったばかりなので死亡の原因が良くわからない。2頭とも標本にすることにした。 | ||
8月13日(日)豊浦町の林道でシラキトビナナフシを探したが見つからなかった。林道にはミズナラが部分的に生えていた。 | ||
2017年8月11日(金) シラキトビナナフシの飼育14 | ||
すべての個体が成虫になっているが、産卵は2頭のみ。 @函館グループ、1♀(体長55mm)、卵17個(計39個) A知内グループA(5月21日採集)、5♀(体長53〜48mm)、卵4個(計6個) B知内グループB(5月28日採集)、1♀(体長53mm)、産卵なし C知内グループC(6月11日採集)、1♀(体長54mm、左前肢再生)、産卵なし D福島グループ(6月11日と18日採集)、2♀(体長53mm、51mm)、産卵なし 交換したエサはミズナラ。 |
||
2017年8月4日(金) シラキトビナナフシの飼育13 | ||
飼育中の函館グループは、体長55mmの成虫で卵を20個産んでいた。(計22個) 5月21日に採集してきた知内グループAの5頭は、すべて成虫になっていた。体長約53mm、52mm、51mm、49mm、48mm。このうち、51mmと49mmの個体は羽化不全で翅が伸びていなかった。卵は2個。 5月28日採集の知内グループBの1頭は体長53mmの成虫になっていた。(8月2日羽化) 6月11日採集の知内Cの1頭(左前肢再生)は、体長46mmの6令後期になっていた。(この後、8月5日に羽化) 6月11日と18日採集の福島の1頭は、体長53mmの成虫となっていた。(8月1日羽化不全) もう1頭は、8月3日に羽化していたようだが羽化不全で翅が伸びていない。 交換したエサはミズナラ。 |
||
2017年8月2日(水) シラキトビナナフシの飼育12 | ||
エサ交換のタイミングではなかったが、羽化が続いていたので観察を行った。 5月28日採集の知内Bの1頭(後肢欠損)は、6令で体色が成虫に近くなっていた。(16:50頃)その1時間後には成虫への羽化が始まった。前肢と触覚が抜けることが出来ずに体全体が抜けてしまったが、自力で前肢と触覚を抜き取り無事に羽化することが出来た。 6月11日採集の知内グループCの1頭(左前肢再生)は、体長42mmの6令になっていた。 6月11日と18日採集の福島の2頭は、1頭が体長45mmの6令、もう1頭が8月1日に羽化していたが、後翅が伸び切らず羽化不全であった。 |
||
2017年7月28日(金) シラキトビナナフシの飼育11 | ||
シラキトビナナフシの成虫 | ヤスマツトビナナフシの6令 | シラキトビナナフシの卵 |
飼育中の函館グループは、体長55mmの成虫で卵を2個産んでいた。 5月21日に採集してきた知内グループAの3頭は、体長約52mm、53mm、49mmの成虫になっていたが、49mmの個体は羽化不全で翅が伸びていなかった。6月18日採集の2頭は43mm、44mmの6令です。 5月28日採集の知内グループBの1頭は、体長42mmの6令になっていた。 6月11日採集の知内Cの1頭(左前肢再生)は体長42mmの6令になっていた。 6月11日と18日採集の福島の2頭は体長42mmの6令となっていた。 6月18日採集のヤスマツトビナナフシの可能性のある幼虫は体長約38mmの6令となっていた。腹部の様子からヤスマツトビナナフシで間違いない。⇒ヤスマツトビナナフシの飼育日記を参照 交換したエサはミズナラ。 |
||
2017年7月24日(月) シラキトビナナフシの飼育10 | ||
シラキトビナナフシの腹部 | シラキトビの尾蓋片前器 | ヤスマツトビナナフシの腹部 |
5月28日採集の知内グループBの1頭と6月11日採集の知内Cの1頭、6月11日と18日採集の福島の2頭は、すべてシラキトビナナフシであった。第7腹部腹板にシラキトビナナフシの特徴であるY字型の尾蓋片前器がはっきりと見えるようになっていました。 | ||
2017年7月19日(水) シラキトビナナフシの飼育9 | ||
飼育中の函館グループは、体長55mmの成虫に羽化していた。 5月21日に採集してきた知内グループAの3頭は、体長約52mmの成虫、体長約47mmの6令2頭。6月18日採集の2頭は42mmの6令2頭です。 5月28日採集の知内グループBの1頭は、体長34mmくらいの5令になっていた。 6月11日採集の知内Cの1頭(左前肢再生)は体長34mmの5令になっていた。 6月11日と18日採集の福島の2頭は体長37mmの5令となっていた。 6月18日採集のヤスマツトビナナフシの可能性のある幼虫は体長約32mmの5令となっていた。 交換したエサはミズナラ。 |
||
2017年7月9日(日) シラキトビナナフシの飼育8 | ||
飼育中の函館グループは、1頭のみ。体長47mmの6令になっていた。 5月21日に採集してきた知内グループAの3頭は、体長約45mmの6令、体長約37mmの5令2頭。6月18日採集の2頭は33mmの5令と28mmの4令です。 5月28日採集の知内グループBの1頭は、体長32mmくらいの4令になっていた。 6月11日採集の知内Cの1頭(左前肢再生)は体長28mmの4令になっていた。 6月11日と18日採集の福島の2頭は体長37mmの5令となっていた。 6月18日採集のヤスマツトビナナフシの可能性のある幼虫は体長約28mmの4令となっていた。 交換したエサはミズナラ。 |
||
2017年7月8日(土) 北斗市のシラキトビナナフシ | ||
北斗市の八郎沼でシラキトビナナフシの4令を5頭発見した。体長は約23mm。葉の上で静止していた。一つの枝の葉で5頭が見られたので、かなり生息密度は高いと思われる。 飼育のエサ用にミズナラの葉を採集。 |
||
2017年7月2日(日) シラキトビナナフシの飼育7 | ||
飼育中の函館グループは、1頭のみ。体長40mmの5令のまま。 5月21日に採集してきた知内グループAの3頭は、体長約37mmくらいの5令に、内1頭は脱皮中でした。6月18日採集の2頭は22mm3令と27mm4令です。 5月28日採集の知内グループBの1頭は、体長22mmくらいの3令になっていた。 6月11日採集の知内Cの1頭(左前肢再生)は体長22mmの3令になっていた。 6月11日と18日採集の福島の2頭は体長22mmの3令となっていた。 6月18日採集のヤスマツトビナナフシの可能性のある幼虫は体長約22mmの3令となっていた。 1頭が死亡していた。 交換したエサはミズナラ。 |
||
2017年6月25日(日) シラキトビナナフシの飼育6 | ||
飼育中の函館グループは、1頭のみ。体長36mmの5令となっていた。 5月21日に採集してきた知内グループAの3頭は、体長約29mmくらいの4令に、6月18日採集の2頭は18mmの2令です。 5月28日採集の知内グループBの1頭は、体長18mmくらいの2令のまま。 6月11日採集の知内Cの1頭(左前肢再生)は体長18mmの2令のまま。(黒目) 6月11日と18日採集の福島の2頭は体長22mmの3令と体長18mmの2令です。 6月18日採集のヤスマツトビナナフシの可能性のある幼虫は体長約18mmの2令のまま。(白目) 交換したエサはミズナラ。 |
||
2017年6月24日(土) 札幌市のシラキ | ||
札幌市定山渓の標高507メートルのミズナラ林を探したがシラキトビナナフシは見つけることが出来なかった。斜面の下の方はミズナラの小中木が多く、斜面の上部に大木が見られた。今度は秋の成虫時期に再挑戦の予定。クマ出没の張り紙があったので注意しなければならない場所。 | ||
2017年6月18日(日) シラキトビナナフシの飼育5 | ||
飼育中の函館グループは、1頭のみ。体長30mmの4令のまま。 5月21日に採集してきた知内グループAの3頭は、体長約24mmくらいの3令に、本日採集の2頭は18mmの2令です。 5月28日採集の知内グループBの1頭は、体長18mmくらいの2令のまま。 6月11日採集の知内Cの1頭は体長18mmの2令になっていました。 6月11日採集の知内B2の1頭は死亡していました。 6月11日採集と本日採集の福島の2頭は体長18mmの2令です。 本日採集のヤスマツトビナナフシの可能性のある幼虫は体長約18mmの2令と思われる。 交換したエサはミズナラ。 |
||
2017年6月18日(日) 知内町・福島町のシラキ、松前町のヤスマツ? | ||
知内町のシラキトビナナフシ | 福島町のシラキトビナナフシ | 松前町のヤスマツトビナナフシ |
6月18日、知内町・福島町・松前町でトビナナフシを採集しました。先週シラキ1頭を発見したポイントでは見つけることが出来ませんでした。5月21日の知内町のポイントではシラキトビナナフシの2令を2頭見つけることが出来ました。 福島町の6月11日のポイントでもシラキトビナナフシの2令を1頭発見できました。一番奥の福島町のポイントでは見つけることが出来ずに終わりました。 松前町のポイントは今季2度目の訪問です。ミズナラの木を探し回り、1本の木から2頭のトビナナフシの2令を発見しました。動き方、複眼の色、触覚の感じなどから、シラキトビナナフシではない感じです。ヤスマツトビナナフシの生息記録がある場所なのでヤスマツトビナナフシの2令の可能性が非常に大きいです。決定的な確信がないので今後飼育しながら様子を見ていきます。 |
||
2017年6月15日(木) シラキトビナナフシの飼育4 | ||
飼育中の函館グループは、1頭のみ。体長30mmの4令になっていた。 5月21日に採集してきた知内グループAの3頭は、体長約22mmくらいの3令になっていました。 5月28日採集の知内グループBの1頭は、体長18mmくらいの2令になっていました。1頭は死亡していました。 6月11日採集の知内Cの1頭は初令のままです。 6月11日採集の知内B2の1頭は初令のままです。 6月11日採集の福島の1頭は初令のままです。 交換したエサはミズナラ。 |
||
2017年6月11日(日) 知内町・福島町の新産地 | ||
6月11日、知内町・福島町のナナフシを採集に出かけました。最初の知内町のポイントで、1頭発見できました。このポイントは今季4度目の挑戦です。北海道では珍しいヤスマツトビナナフシの分布するとされる場所なので、初のヤスマツトビナナフシのゲットかと期待大です。しかし、何故か採集してみるとシラキトビナナフシでした!?(知内町の新産地です) 次の知内町のポイントへ行くと2週間前にいた場所では見つけられず、数百メートル離れた場所で1頭見つけることが出来て、その広がり具合を確認できました。 福島町のポイントでも1頭を見つけることが出来ました。このポイントもヤスマツの生息する場所とされていますが、捕まえてみた幼虫はシラキトビナナフシの初令です?何故ヤスマツでない?と思いながら追加個体を探しましたが見つかりませんでした。(福島町の新産地です) |
||
2017年6月4日(日) シラキトビナナフシの飼育3 | ||
シラキトビナナフシの生息地は雨のためゆっくりと観察することができず、エサを採集して帰ってきました。 飼育中の函館グループは、2頭のうち1頭が3令になっていたが、1頭は死亡していた。エサが枯れていたのが原因と思われます。3令の体長は約22mm。 21日に採集してきた知内グループAの3頭は、体長約16mmくらいの2令になっていました。 28日採集の知内グループBの2頭は初令のままです。 交換したエサはクリとミズナラ。 |
||
2017年5月31日(水) シラキトビナナフシの飼育2 | ||
飼育中の函館グループは、2頭とも2令になっていた。 21日に採集してきた知内グループAの4頭は、1頭が死亡して3頭となっていた。 28日採集の知内グループBの2頭は無事エサを食べていた。 交換したエサはクリとコナラ、コナラは少し枯れてきていた。 |
||
2017年5月28日(日) 知内町でのシラキトビナナフシの初令(新産地) | ||
5月28日、知内町の林道でシラキトビナナフシの初令を2頭見つけました。前日の大雨の後だったので昼からの出発になり、現地に着いたのが午後3時過ぎとなり、林道を4本探したがナナフシは見つかりませんでした。5時半を過ぎたところで最後の林道に入ってミズナラの木を見ると初令のナナフシが見つかり、さらに1頭も追加できました。ヤスマツトビナナフシかと期待しましたが、触覚の黒環を数えたところ8個、シラキトビナナフシの初令に決まりです。この林道ははじめての場所なので、シラキトビナナフシの新産地になります。 | ||
2017年5月26日(金) 野外でのシラキトビナナフシの初令2 | ||
夕方、函館市郊外の公園へ行ってみると、木柵の上では発見できなかったが、2本のミズナラの木の葉裏で初令を2頭見つけることが出来ました。いずれも2メートルほどの高さの幹から出た枝についていた葉でした。 気象の条件は、5月26日、天気:くもり(霧雨)、気温:約15度、湿度:約89%、風速:約6m。 |
||
2017年5月25日(木) シラキトビナナフシの飼育1 | ||
No picture | ||
飼育中の函館グループは、2頭のうち1頭が2令になっていた。ミズナラの葉は枯れていたが、ブナの葉に2頭ともついていた。 21日に採集してきた知内グループの5頭は、1頭が死亡していたが4頭は初令でミズナラの葉を食べていた。 |
||
2017年5月21日(日) 知内町でのシラキトビナナフシの初令(新産地) | ||
知内町の林道でシラキトビナナフシの発生を確認しました。この場所ははじめての場所なので、シラキトビナナフシの新産地となります。初令幼虫はエサを食べた状態の個体とまだエサを食べていない個体が混ざっていました。おそらく20日頃から孵化が始まったと思われます。10メートルほどの幅で発生を確認でき、目視で9頭を発見できました。一瞬、ヤスマツトビナナフシの初令かと期待しましたが、触覚の黒環の数を確認するとシラキトビナナフシでした。5頭持ち帰り、飼育開始である。 この日は、他に知内町の林道4本、福島町の林道2本を探しましたが発見できませんでした。 |
||
2017年5月20日(土) 七飯町でのシラキトビナナフシの観察 | ||
七飯町の林道1か所、山1か所を探したが見つかりませんでした。ミズナラは葉が開いており、クリの葉も少し開いています。ブナの葉はかなり大きくなっていました。 | ||
2017年5月19日(金) 野外でのシラキトビナナフシの初令 | ||
夕方、函館市郊外の公園でシラキトビナナフシの初令を1頭発見しました。5月11日の初見日から約1週間後の発見です。この間、5月12日と5月18日にも探していますが見つからないでいました。今の時期はポツポツと孵化しているようです。 気象の条件は、5月19日、天気:晴れ、気温:約18度、湿度:約40%。 |
||
2017年5月17日(水) 知内町・福島町でのシラキトビナナフシの観察 | ||
知内町の林道1か所、農道1か所と福島町の林道4か所を探したが見つかりませんでした。ミズナラは葉が開いており、クリの葉も少し開いています。ブナの葉はかなり大きくなっていました。 | ||
2017年5月12日(金) 野外でのシラキトビナナフシの観察 | ||
昨日の初見日から1日しか経っていなかったが、孵化の状況を確認するために夕方観察に出かけた。 範囲を広げて1時間ほど探したが、シラキトビナナフシは見つかりませんでした。まだ本格的な孵化シーズンには少し早いのかもしれません。 |
||
2017年5月11日(木) 野外でのシラキトビナナフシの初見日 | ||
函館市郊外の公園で、今年初めてのシラキトビナナフシの初令の発生を確認しました。毎年シラキトビナナフシを最初に見つける場所で、木柵の上で1頭の初令を発見しました。 気象の条件は、5月11日、天気:小雨、気温:約13度、湿度:約94%。 ここ数年の観察では、雨降りか、前日に雨が降ったタイミングで発生を確認していたので、昨夜からの小雨だったので、仕事帰りに真っすぐシラキトビナナフシを探しに行きました。 今までで一番早く見つけたのは5月17日だったので、約1週間早い発見で記録更新です。昨年は5月22日でした。 先日、5月9日にシラキトビナナフシを探していましたが、発生は確認できませんでした。 |
||
今までの函館でのシラキトビナナフシの初見日とその日の気象条件です。 2008年は、 6月 1日、 天気:雨、 気温:約10度。 2009年は、 5月23日 、天気:霧雨、気温:約12度。 2010年は、 5月28日、 天気:霧雨、気温:約10度。 2011年は、 5月21日、 天気:小雨、気温:約14度。 2012年は、 6月 2日、 天気:晴れ、気温:約16度、前日は小雨。 2013年は、 5月30日、 天気:小雨、気温:約16度。 2014年は、 5月23日、 天気:晴れ、気温:約16度、前日と前々日は小雨。 2015年は、 5月17日、 天気:晴れ、気温:約15度。12日、13日雨、15日小雨(最高9.8度)。 2016年は、 5月22日、 天気:晴れ、気温:約22度。16日〜17日弱雨。 |
上へ |