トップページ │ トビナナフシの窓 │ トビナナフシ日記 │フォトアルバム │ 昆虫アルバム │ 分布調査 │ リンク
Micadina fagi      野外観察・飼育記録 bW
(2009年7月1日〜8月31日)

このページでは、シラキトビナナフシの野外での観察や飼育中の観察について記録していきます。


2009年7月2日(木)
飼育中のシラキトビナナフシの状況(野外採集グループ)
シラキ1号 シラキ1号(左肢の再生) シラキ4号(3令)
野外採集グループ、シラキ1号が5令(?)に脱皮

 夜見ると、5月23日に野外採集したシラキ1号が5令(?)に脱皮した直後でした。
体長は約42oほどです。回数から考えると5令幼虫と思うのですが、体長が6令幼虫の大きさほどありますし、後翅の翅芽が6令幼虫ほどの大きさになっています。脱皮を見落とした可能性もあるます。(画像:左) また、左中肢は、普通の肢と同じくらいに再生してきました。(画像:中)
 シラキ2号も、体長が43oあり5令(?)になっていました。
 6月13日に初令で採集したシラキ4号は、体長が約24mmあり、3令幼虫になっていました。

  脱皮については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの脱皮
2009年7月5日(日)
飼育中のシラキトビナナフシの状況
 飼育中のシラキトビナナフシは、ほとんどが6令にまで成長し、中には成虫になっているものもいます。
*4月29日+5月14日のグループは、成虫が数頭見られます。
*4月30日+5月4日のグループは、6令がほとんどです。
*5月1日のグループは、成虫が1頭と6令がほとんどです。
  以前の野外シラキトビナナフシの様子はこちらから ⇒ 5月23日 ・ 5月30日

2009年7月6日(月)
飼育中のシラキトビナナフシの状況(野外採集グループ)
シラキトビナナフシ1号 シラキトビナナフシ2号 シラキトビナナフシ4号
野外採集グループの様子

 5月23日に野外採集したシラキ1号は翅芽の大きさから見ると6令になっていました。
体長は約42oほどです。左中肢は、右肢と同じくらいの長さにまで再生しています。(画像:左)
 シラキ2号も、体長が43oあり6令になっていました。(画像:中)
 6月13日に初令で採集したシラキ4号は、体長が約28mmあり、4令幼虫になっていました。
飼育中のシラキトビナナフシの状況
シラキトビナナフシ成虫 シラキトビナナフシ成虫 シラキトビナナフシ6令後期
 飼育中のシラキトビナナフシは、ほとんどが6令にまで成長し、中には成虫になっているものもいます。
*4月29日+5月14日のグループは、成虫が9頭、6令が6頭になっています。
  体長は、成虫が51o〜54mmほど、6令が40mmほどです。
*4月30日+5月4日のグループは、6令が13頭ほどです。1頭が6令後期で翅芽がオレンジ色にな  っています。1日〜2日で羽化すると思われます。
*5月1日のグループは、成虫が1頭と6令が9頭、5令が5頭です。
  脱皮については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの脱皮
  羽化については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの羽化
  以前の野外シラキトビナナフシの様子はこちらから ⇒ 5月23日 ・ 5月30日

2009年7月11日(土)
野外のシラキトビナナフシの状況
シラキトビナナフシ3令 シラキトビナナフシ3令 シラキトビナナフシ3令
野外のシラキトビナナフシの様子

 本日は、土砂降りの雨でしたが、ミズナラの葉裏(高さ2.5mほど)でシラキトビナナフシを1頭見つけることが出来ました。(画像:左)
一時採集して計ってみると、体長は約20oほどです。時期や体長と翅芽の状況から3令幼虫と思われます。(画像:中)
計測後は、元の場所に戻しておきました。(画像:右)
野外のシラキトビナナフシは、簡単には見つけることが出来なくなっています。
飼育中のシラキトビナナフシの状況
 飼育中のシラキトビナナフシは、ほとんどが成虫になっています。
体が大きくなった分、エサの消費量が多くなってきました。1週間ごとの交換では間に合わなくなっています。本日は、少し多めにエサのミズナラ・コナラを与えました。

*4月29日+5月14日のグループは、全てが成虫になっています。(体長は、50o〜54mmほど)
*4月30日+5月4日のグループは、6令が5頭ほどで、他はすべて成虫になっています。
*5月1日のグループは、成虫が10頭と6令が3頭ほどです。
  脱皮については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの脱皮
  羽化については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの羽化
  以前の野外シラキトビナナフシの様子はこちらから ⇒ 5月23日 ・ 5月30日

2009年7月13日(月)
飼育中のシラキトビナナフシの状況(野外採集グループ)
シラキトビナナフシ4号(5令) シラキトビナナフシ4号(5令) シラキトビナナフシ4号(5令)
野外採集グループの様子

 5月23日に野外採集したシラキ1号と2号は6令のままです。体長は約46oほどあります。
 シラキ1号の左中肢は、右肢と同じくらいの長さにまで再生しています。
  6月13日に初令で採集したシラキ4号は、体長が約36mmあり、5令幼虫になっていました。(画像)
  脱皮については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの脱皮
  羽化については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの羽化
  以前の野外シラキトビナナフシの様子はこちらから ⇒ 5月23日 ・ 5月30日

2009年7月16日(木)
飼育中のシラキトビナナフシの状況(野外採集グループ)
シラキトビナナフシ1号 シラキトビナナフシ2号 シラキトビナナフシ4号
シラキ1号(成虫) シラキ2号(成虫) シラキ4号(5令幼虫)
野外採集グループの様子

 5月23日に野外採集したシラキ1号と2号が成虫に羽化しました。羽化した瞬間は見れませんでしたが、仕事から帰ってきて羽化していることがわかりました。
体長は、1号が約56oほど、2号が約53oほどあります。
シラキ1号の左中肢は、右肢と同じくらいの長さにまで再生しています。
 6月13日に初令で採集したシラキ4号は、体長が約36mmあり、5令幼虫のままです。(画像)
飼育中のシラキトビナナフシの状況
 飼育中のシラキトビナナフシは、ほとんどが成虫になりました。
体が大きくなった分、エサの消費量が多くなり、1週間ごとの交換では間に合わなくなっています。本日は、少し多めにエサのミズナラ・コナラを与えました。

*4月29日+5月14日のグループは、全てが成虫(10頭)になっています。
*4月30日+5月4日のグループは、6令が1頭で、他はすべて成虫(14頭)になっています。成虫のうち1頭は羽化の最中で翅を伸ばしているところでした。
*5月1日のグループは、成虫が7頭と6令が2頭ほどです。
これらの中で、前回のエサ交換(5/11)から10頭ほど死亡してしまいました。
  脱皮については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの脱皮
  羽化については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの羽化
  以前の野外シラキトビナナフシの様子はこちらから ⇒ 5月23日 ・ 5月30日

2009年7月17日(金)
野外のシラキトビナナフシの状況
野外のシラキトビナナフシ(5令) 野外のシラキトビナナフシ(5令) 野外のシラキトビナナフシ(5令)
野外のシラキトビナナフシの様子

 夕方、わずかな時間でしたが、ミズナラの林へ行ってみると、ミズナラの葉裏(高さ3mほど)でシラキトビナナフシを1頭見つけることが出来ました。
高い場所だったので、体長を計ってみることが出来ませんが、時期や翅芽の状況から5令幼虫と思われます。
飼育中のシラキ4号と同じくらいの個体と思われます。
  脱皮については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの脱皮
  羽化については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの羽化
  以前の野外シラキトビナナフシの様子はこちらから ⇒ 5月23日 ・ 5月30日

2009年7月20日(月)
野外のシラキトビナナフシの状況
野外のシラキトビナナフシ
15:05発見
野外のシラキトビナナフシ(5令)
15:28発見
野外のシラキトビナナフシ(5令)
5令(28ミリ)
野外のシラキトビナナフシ
15:36発見
野外のシラキトビナナフシ
5令
野外のシラキトビナナフシ
15:45発見
野外のシラキトビナナフシの様子

 雨降り続きでしたが、本日は快晴の暖かな天気でした。ミズナラの葉に日の光があたってシラキトビナナフシが探しやすいでした。
 一時間ほどの間に、ルッキングだけで4頭を見つけることが出来ました。
 1頭目は、ミズナラの高さ4mほどの葉裏にいました。5令と思われます。 (画像:上段左)
 2頭目は、ミズナラの高さ2mほどの葉表にいました。5令で、体長が28oほどです。(上段中右)
 3頭目は、ミズナラの高さ3mほどの葉裏にいました。5令です。途中で葉から葉へと移動していました。(下段左中)
 4頭目は、ミズナラの高さ4mほどの葉裏にいました。5令と思われます。(下段右)
2頭目以外は、高い場所だったので体長を計ってみることが出来ませんが、時期や翅芽の状況から5令幼虫と思われます。
飼育中のシラキ4号と同じくらいの個体と思われます。
  脱皮については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの脱皮
  羽化については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの羽化
  以前の野外シラキトビナナフシの様子はこちらから ⇒ 5月23日 ・ 5月30日

2009年7月24日(金)
飼育中のシラキトビナナフシの状況
シラキ4号(5令) シラキトビナナフシの卵 シラキトビナナフシの卵
野外採集グループの様子

 5月23日に野外採集したシラキ1号と2号はすでに成虫になっていますが、まだ産卵は始まっていません。
 6月13日に初令で採集したシラキ4号は、体長が約38mmで、5令幼虫のままです。(画像:左)
飼育中のシラキトビナナフシの状況(産卵を開始)
 飼育中のシラキトビナナフシは、すべて成虫になりました。
前回のエサ交換の次の日から産卵を開始しています。

7月17日から7月24日までで、合計273個の卵が回収できました。

  *4月29日+5月14日のグループ〜103個の卵。成虫(6頭)。
  *4月30日+5月4日のグループ〜109個の卵。成虫(11頭)。
  *5月1日のグループ〜61個の卵。成虫(4頭)。
 卵は、バーミキュライトを入れたケースで保管しています。

野外のシラキトビナナフシの産卵は、8月中旬なので、約1ヶ月ほど早い産卵になります。
卵の期間が約1ヶ月長くなるので、冬を経験しないで孵化するのかどうか楽しみなところです。

(7月16日よりも成虫の数が減っているのは、死亡4頭、里子9頭によります。)
  脱皮については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの脱皮
  羽化については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの羽化
  以前の野外シラキトビナナフシの様子はこちらから ⇒ 5月23日 ・ 5月30日

2009年7月25日(土)
飼育中のシラキトビナナフシの状況
シラキ4号の6令 シラキ4号(翅芽 シラキ4号の脱皮殻(肢)
野外採集グループの様子 シラキ4号が6令に脱皮

 6月13日に初令で採集したシラキ4号は、昨日の午後11時30分時点では5令でした。
その後、午前2時頃に飼育ケースを見ると、シラキ4号は6令に脱皮した直後でした。
食べ残した脱皮殻(肢)が葉裏に残っています。(画像:右)
体長は、約45ミリほどあります。翅芽は間違いなく6令の状態になっています。
  脱皮については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの脱皮
  羽化については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの羽化
  以前の野外シラキトビナナフシの様子はこちらから ⇒ 5月23日 ・ 5月30日

2009年7月26日(日)
飼育中のシラキトビナナフシの状況
野外採集グループの様子 シラキ2号が産卵を開始

 7月16日に成虫に羽化したシラキ2号が、産卵を開始しました。
飼育ケースの底には、卵が3個ほど見られます。
新しい場所でシラキトビナナフシを発見!Part1
滝沢町のシラキトビナナフシ シラキトビナナフシの5令 シラキトビナナフシの腹端
函館市滝沢町でシラキトビナナフシを発見!

 夕方、5時30分頃、函館市滝沢町のコナラの低木からシラキトビナナフシの5令幼虫を2頭発見しました。今までは、函館市亀田中野町が中心でしたが、南東方向に、直線距離で約6.5km離れた場所での発見です。標高は約20mくらいの場所です。(地図
 雨上がりの暗い空だったので薄暗い中でしたが、2頭も見つけることが出来ました。(画像:左)
1頭を採集してきました。腹端を確認すると、第8腹節の後に小さなY字状の突起が見えるので、シラキトビナナフシに間違いありません。(画像:右)
 体長は、約31oほどで、翅芽の大きさから5令幼虫です。
新しい場所の個体なので、飼育することにしました。(シラキ5号になります)
  脱皮については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの脱皮
  羽化については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの羽化
  以前の野外シラキトビナナフシの様子はこちらから ⇒ 5月23日 ・ 5月30日

2009年7月28日(火)
飼育中のシラキトビナナフシの状況
野外採集グループの様子 シラキ1号が産卵を開始

 7月16日に成虫に羽化したシラキ1号が、産卵を開始しました。
シラキ2号より2日遅れです。
飼育ケースの底には、卵が3個ほど見られます。
2009年7月29日(水)
野外のシラキトビナナフシの様子!
シラキトビナナフシ(5令) シラキトビナナフシ(5令)の翅芽 葉表のシラキトビナナフシ(5令)
野外のシラキトビナナフシの様子

 今日も雨降りでしたが、シラキトビナナフシを1頭見つけました。
 ミズナラの高さ2mほどの葉表にいました。5令で、体長が31oほどです。
前右肢が欠損しているので、7月20日に見つけた(2頭目)のと同じ個体と思われます。場所も同じミズナラの木で、高さも同じ2mくらいの場所です。
2009年7月30日(木)
飼育中のシラキトビナナフシの状況
野外採集グループの様子

シラキ1号の卵は、18個(7月28日〜7月30日)でした。
シラキ2号の卵は、23個(7月26日〜7月30日)でした。
野外採集グループ合計、41個
 
7月25日から7月30日までで、合計307個(累計580個)の卵を回収。

  *4月29日+5月14日のグループ〜89個の卵。成虫(4頭)。
  *4月30日+5月4日のグループ〜139個の卵。成虫(8頭)。
  *5月1日のグループ〜79個の卵。成虫(3頭)。

  ※4月29日+5月14日のグループと5月1日のグループを同じ飼育ケースで飼うようにしました。

(7月24日よりも成虫の数が減っているのは、里子6頭によります。)
  脱皮については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの脱皮
  羽化については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの羽化
  以前の野外シラキトビナナフシの様子はこちらから ⇒ 5月23日 ・ 5月30日

2009年8月3日(月)
 新しい場所でシラキトビナナフシを発見!Part2
新産地のシラキトビナナフシ シラキトビナナフシの6令 食事中のシラキトビナナフシ
函館市東山町でシラキトビナナフシの群れを発見!

 昼12時頃、函館市東山町のミズナラの低木からシラキトビナナフシの6令幼虫と5令幼虫を多数発見しました。函館市亀田中野町から南東方向に、直線距離で約3.6km離れた場所での発見です。標高は約203mくらいの場所です。
 一つのミズナラの木に、目視による確認で約30頭ほど見ることが出来ました。これほど密集しているシラキトビナナフシは初めてです。ほとんどが6令幼虫で、体長は42mm前後です。中には、5令幼虫(36o前後)も見られます。翅芽の状況から6令中期くらいと思われます。

新しい場所の個体なので、1頭を採集してきて飼育することにしました。(シラキ6号になります)
 クリの葉上にもシラキトビナナフシが!
クリの葉上のシラキトビナナフシ クリの葉上のシラキトビナナフシ クリの葉のシラキトビナナフシの食痕
 この群れの近くにはクリの木もあります。そのクリの葉上でもシラキトビナナフシを発見しました。
飼育を通して、クリの葉を食べることはわかっていましたが、野外でクリの木から発見するのは、春先の初令幼虫以来です。
クリの葉には、食痕がたくさんついていました。
  フォトアルバムも参照して下さい。 ⇒ フォトアルバム
  脱皮については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの脱皮
  羽化については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの羽化
  以前の野外シラキトビナナフシの様子はこちらから ⇒ 5月23日 ・ 5月30日

2009年8月6日(木)
飼育中のシラキトビナナフシの状況
シラキトビナナフシ6令(5号) シラキトビナナフシ6令後期(シラキ4号) シラキトビナナフシ羽化(シラキ4号)
野外採集グループの様子

シラキ1号の卵は、42個(7月31日〜8月6日)、累計60個でした。
シラキ2号の卵は、33個(7月31日〜8月6日)、累計56個でした。
野外採集グループ合計、75個(累計116個)

シラキ4号は、20:30のとき6令後期(画像:中)でしたが、22:54に確認すると羽化の後半(画像:右)でした。
シラキ5号(滝沢町産)は、すでに6令になっていました。体長は約36ミリくらいです。(画像:左)
シラキ6号(東山町産)は、6令の後期です。
 
飼育グループの様子

7月31日から8月6日までで、合計322個(累計902個)の卵を回収。


  *5月1日+5月14日のグループ〜168個の卵。成虫(6頭)。
  *4月30日+5月4日のグループ〜154個の卵。成虫(6頭)。

(7月30日よりも成虫の数が減っているのは、死亡3頭によります。)
  脱皮については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの脱皮
  羽化については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの羽化
  以前の野外シラキトビナナフシの様子はこちらから ⇒ 5月23日 ・ 5月30日 ・ 8月3日

2009年8月7日(金)
 新しい場所でシラキトビナナフシを発見!Part3
シラキトビナナフシの6令 シラキトビナナフシの6令 採集地の様子
亀田郡七飯町(仁山・西大沼)でシラキトビナナフシを発見!

 午前10時半頃、七飯町の林道(無沢峠)でシラキトビナナフシの6令幼虫を発見しました。
最初に見つけた1頭は、ルッキングによるものですが、近くのミズナラの木を網で叩いたところ、3頭のシラキトビナナフシの6令幼虫が得られました。体長は、いずれも39ミリ前後です。
 この場所は、函館市亀田中野町から北北西方向に、直線距離で約7km離れた場所での発見です。標高は約200mくらいの場所です。(七飯町仁山)
 さらに登っていったところでもルッキングによって1頭見つけました。標高は約280mくらいの場所です。辺りは、ブナ・ミズナラ・クリが混ざっている場所です。(七飯町仁山)
 一番高い場所を越えて下り始めて、標高約220mくらいの場所でもルッキングで1頭見つけました。(七飯町西大沼)
このあたり全体にシラキトビナナフシは生息しているようです。

新しい場所の個体なので、2頭を採集してきて飼育することにしました。(シラキ7号・8号になります)
長万部町ではシラキトビナナフシを発見できず。

 この日は、長万部町でもシラキトビナナフシを探してみましたが、見つけることが出来ませんでした。平野部のカシワ林を見てみたのですが、山間部については調べていません。
2009年8月8日(土)
 この日は、支笏湖周辺、千歳市、苫小牧市、札幌市滝野、札幌市定山渓などで、シラキトビナナフシを探しましたが、見つけることは出来ませんでした。ミズナラなどの林があまりなく、点在している感じでした。
2009年8月9日(日)
 この日も、伊達市(大滝区)、壮瞥町、伊達市有珠、豊浦町などで、シラキトビナナフシを探しましたが、見つけることは出来ませんでした。前の日の場所よりはミズナラなどの林が増えましたが、それでも点在している感じでした。
 3日間にわたって、シラキトビナナフシを探し回りましたが、なかなか見つかるものではありません。今回は、点の調査になってしまったので、今度は面の調査をしたいと思います。
100%生息していることがわかっている場所でも見つけるのが難しいので、見落としの可能性もあります。
  フォトアルバムも参照して下さい。 ⇒ フォトアルバム
  脱皮については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの脱皮
  羽化については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの羽化
  以前の野外シラキトビナナフシの様子はこちらから ⇒ 5月23日 ・ 5月30日 ・ 8月3日

2009年8月10日(月)
野外のシラキトビナナフシの様子
シラキトビナナフシの6令 シラキトビナナフシの6令 シラキトビナナフシの5令
野外のシラキトビナナフシの様子

 最高気温が26度を超える暑い日でした。いつものミズナラの林で、シラキトビナナフシを1頭見つけました。コナラの高さ3mほどの葉表に静止していました。おそらく6令幼虫と思われます。
 その後、ミズナラの高さ2mほどの葉表にいました。6令で、体長が40oほどです。左後肢が短く、再生したものです。(画像:左)
別のミズナラの高さ2mほどの葉表に静止していた6令幼虫です。(画像:中)
遊歩道の木の柵の上にシラキトビナナフシの5令幼虫がいました。上にはミズナラの木があるので、落下したものと思われます。
 あと1週間ほどで成虫が出てくると思われます。
  脱皮については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの脱皮
  羽化については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの羽化
  以前の野外シラキトビナナフシの様子はこちらから ⇒ 5月23日 ・ 5月30日 ・ 8月3日

2009年8月13日(木)
 新しい場所でシラキトビナナフシを発見!Part4
シラキトビナナフシの6令 シラキトビナナフシの成虫 シラキトビナナフシの成虫
北斗市(旧上磯町)の2ヵ所でシラキトビナナフシを発見!

 函館市亀田中野町から大野平野を挟んで約14km離れた北斗市(旧上磯町)の2ヵ所の林道でシラキトビナナフシを発見しました。

北斗市添山
 最初に発見した場所は、上磯駅の北側に位置する添山(市の渡沢)付近の標高107mほどのミズナラ・クリの大木を主体とする林です。
この場所で最初に見つけた1頭は、ルッキングによるものですが、近くのミズナラの木を網で叩いたところ、1頭のシラキトビナナフシの6令幼虫が得られました。体長は、いずれも44ミリ前後です。
ここでは、1頭を採集してきました。(シラキ9号になります)(画像:左)

北斗市館野
 次に発見した場所は、上磯駅の西側に位置する館野付近の標高55mほどのミズナラ・クリを主体とする林です。上記の市の渡沢から南へ約6kmほどの場所になります。
 この場所では、2頭をルッキングで見つけましたが、すでに成虫になっていました。体長は、約55ミリほどあります。(画像:中・右) ここでは、1頭を採集してきました。(シラキ10号になります)

 この日は、他に北斗市茂辺地の林道でも探しましたが、こちらでは発見することが出来ませんでした。この地区にもいるという情報があるので、後日調査を再度行いたいと思います。
  フォトアルバムも参照して下さい。 ⇒ フォトアルバム
  脱皮については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの脱皮
  羽化については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの羽化
  以前の野外シラキトビナナフシの様子はこちらから ⇒ 5月23日5月30日8月3日8月7日

2009年8月14日(金)
 新しい場所でシラキトビナナフシを発見!Part5
クリの葉上のシラキトビナナフシ成虫 シラキトビナナフシ6令後期 ミズナラの葉上のシラキトビナナフシ成虫
北斗市(旧大野町)の2ヵ所でシラキトビナナフシを発見!

 函館市亀田中野町から大野平野を挟んで約14km離れた北斗市(旧大野町)の2ヵ所でシラキトビナナフシを発見しました。

北斗市向野(八郎沼)
 本日、最初に発見した場所は、向野(八郎沼)付近の標高115mほどのミズナラ・クリの大木を主体とする林です。
 この場所で最初に見つけた1頭は、クリの葉上にいた成虫です。(画像:左)このクリの木ではもう1頭の成虫を見つけました。
 すぐそばのミズナラの木では、4頭のメスを見つけました。成虫が1頭と6令幼虫が3頭です。6令幼虫は、中胸が赤紫色になっており、翅芽もオレンジ色になっています。(画像:中)
 さらに、隣のミズナラの木でも、4頭見つけました。同じく成虫が1頭(画像:右)と6令幼虫が3頭です。
ここでは、1頭を採集してきました。(シラキ11号になります))

北斗市村山(木地挽)
 次に発見した場所は、村山(木地挽)の標高170mほどのミズナラ・クリを主体とする林です。上記の八郎沼から北へ約2kmほどの場所になります。
 この場所では、日が沈んで薄暗い中でしたが、2頭をルッキングで見つけました。1頭は6令幼虫で、もう1頭は成虫です。
ここでは、6令幼虫の1頭を採集してきました。(シラキ12号になります)

  フォトアルバムも参照して下さい。 ⇒ フォトアルバム
  脱皮については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの脱皮
  羽化については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの羽化
  以前の野外シラキトビナナフシの様子はこちらから ⇒ フォトアルバム

2009年8月15日(土)
 新しい場所でシラキトビナナフシを発見!Part6
シラキトビナナフシの6令幼虫 羽化中のシラキトビナナフシ シラキトビナナフシの6令幼虫
函館市の2ヵ所でシラキトビナナフシを発見!

 一昨日と昨日の北斗市の発見に続いて、本日は函館市の2ヵ所でシラキトビナナフシを発見しました。

函館市陣川町
 本日、最初に発見した場所は、陣川町の標高96mほどのミズナラ・クリを主体とする林です。
 この場所で最初に見つけた1頭は、羽化の最中でした。(画像:中)
このミズナラの木では、他に成虫が2頭、6令幼虫(画像:左)が4頭見つかりました。
この場所は、いつものシラキトビナナフシの観察場所から南東方向に2kmほど離れた場所です。

函館市亀田中野町(新中野ダム)
 次に発見した場所は、亀田中野町の標高256mほどのミズナラ・クリを主体とする林です。
いつもの観察場所と同じ町内ですが、北へ約3kmほどの山の中になります。
 この場所では、6令幼虫を1頭ミズナラの木で見つけました。
ここでは、6令幼虫の1頭を採集してきました。(シラキ13号になります)

  フォトアルバムも参照して下さい。 ⇒ フォトアルバム
  脱皮については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの脱皮
  羽化については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの羽化
  以前の野外シラキトビナナフシの様子はこちらから ⇒ フォトアルバム

2009年8月16日(日)
飼育中のシラキトビナナフシの状況(野外採集グループ)
死亡したシラキ1号 羽化したシラキ9号 羽化殻
野外採集グループの様子

 5月23日に野外採集したシラキ1号が死亡していました。成虫になったのが、7月16日だったので約1ヶ月の成虫期間になります。この間に107個の卵を産みました。(画像:左)
 シラキ4号は、8月6日に羽化していましたが、産卵を開始したようで3個の卵がありました。羽化から10日経っています。

 北斗市添山で8月13日に6令で採集したシラキ9号が羽化しました。(画像:中)
羽化したばかりなので、とても鮮やかな色をしています。羽化殻は、食べられずに下に落ちていました。(画像:右)
2009年8月19日(水)
飼育中のシラキトビナナフシの状況(野外採集グループ)

 8月14日に北斗市村山(木地挽)で6令採集したシラキ12号が無事に羽化していました。
2009年8月20日(木)
飼育中のシラキトビナナフシの状況(野外採集グループ)

 シラキ7号(8月7日6令採集:七飯町仁山)が羽化。
 シラキ13号(8月15日6令採集・函館市新中野ダム)が羽化。

 シラキ6号(8月14日羽化:函館市東山町))が産卵を開始。
 シラキ11号(8月14日成虫採集:北斗市向野)が産卵を開始。
2009年8月22日(土)
飼育中のシラキトビナナフシの状況(野外採集グループ)
野外採集グループの様子

 シラキ2号 成虫(体長55ミリ) 卵27個
 シラキ4号 成虫(体長56ミリ) 卵22個
 シラキ5号 成虫(体長48ミリ) 卵5個
 シラキ6号 成虫(体長52ミリ) 卵20個
 シラキ7号 成虫(体長49ミリ)
 シラキ8号 6令後期→23:30頃に羽化
 シラキ9号 成虫(体長54ミリ)
 シラキ10号 成虫(体長55ミリ) 卵5個
 シラキ11号 成虫(体長52ミリ) 卵14個
 シラキ12号 成虫(体長45ミリ)
 シラキ13号 成虫(体長47ミリ) 
  脱皮については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの脱皮
  羽化については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの羽化
  以前の野外シラキトビナナフシの様子はこちらから ⇒ フォトアルバム

2009年8月23日(日)
 新しい場所でシラキトビナナフシを発見!Part7
ミズナラの葉を食べるシラキトビナナフシ成虫 シラキトビナナフシ成虫 シラキトビナナフシ成虫
茅部郡森町赤井川でシラキトビナナフシを発見!

 函館市亀田中野町から横津岳を越えて約22km離れた森町赤井川の雑木林でシラキトビナナフシを発見しました。

 最初に発見した1頭は、ちょうどミズナラの葉を食べているところで、腹部の白がはっきりと目に入ってきました。(画像:左)
周りのミズナラの木を探すと、次から次へとシラキトビナナフシの成虫が見つかります。(画像:中・右)
時期的にもすべての個体が成虫になっていました。目視だけで約10頭以上を確認することが出来ました。全体的に大きめで、計ってみると約51oほどあります。
場所は、標高164mほどの平坦なミズナラ・コナラ・クリを主体とする雑木林です。

ここでは、1頭を採集してきました。(シラキ14号になります))

ここでの発見の後、駒ケ岳の麓や大沼の周辺を探しましたが、見つけることは出来ませんでした。
今後、再度探してみたいと思います。

  フォトアルバムも参照して下さい。 ⇒ フォトアルバム
  脱皮については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの脱皮
  羽化については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの羽化
  以前の野外シラキトビナナフシの様子はこちらから ⇒ フォトアルバム

最新日記

2009年8月29日(土)
 野外のシラキトビナナフシ・・・新中野ダム周辺
シラキトビナナフシの成虫 シラキトビナナフシの成虫 シラキトビナナフシの成虫
野外のシラキトビナナフシの様子(亀田中野町:新中野ダム周辺)

 半月前の8月15日のときに6令幼虫が見られた新中野ダム周辺を昨日と今日の2日間観察しました。
 28日は雨降りで、ミズナラの葉表で2頭の成虫を確認しただけでした。
本日は、雨も上がり、8頭の成虫を見つけることが出来ました。

 8月15日のときは、1ヶ所での確認だけでしたが、山の斜面全体のミズナラの木で観察することが出来ました。他の場所と同じように山の全体に生息することは間違いないようです。
 この時期は、成虫になって目線くらいの高さにいることが多いので、発見しやすい時期です。
6頭の成虫を採集してきましたが、産卵を始める直前の時期のようで、卵をすぐに産み始めたのは1頭のみでした。
飼育中のシラキトビナナフシの状況(野外採集グループ)
野外採集グループの様子

 シラキ2号 成虫(体長55ミリ) 卵37個 合計177個
 シラキ4号 成虫(体長56ミリ) 卵35個 合計57個
 シラキ5号 成虫(体長48ミリ) 卵25個 合計32個
 シラキ6号 成虫(体長52ミリ) 卵40個 合計60個
 シラキ7号 成虫(体長49ミリ) 卵なし
 シラキ8号 成虫(体長 ミリ)  卵なし
 シラキ9号 成虫(体長54ミリ) 死亡(エサ枯れ)
 シラキ10号 成虫(体長55ミリ) 卵36個 合計41個
 シラキ11号 成虫(体長52ミリ) 卵5個 合計19個
 シラキ12号 成虫(体長45ミリ) 卵4個 産卵開始
 シラキ13号 成虫(体長47ミリ) 卵なし
 シラキ14号 成虫(体長51ミリ) 卵1個 産卵開始         総産卵数183個(累計498個)

孵化グループの様子

 今年孵化したグループは、成虫が1頭だけとなってしまいました。 産卵数の合計は1307個です。

        野外採集グループと孵化グループの総産卵数は、1805個です。
  脱皮については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの脱皮
  羽化については、こちらを参照してください。 ⇒ シラキトビナナフシの羽化
  以前の野外シラキトビナナフシの様子はこちらから ⇒ フォトアルバム

シラキトビナナフシの観察と飼育は、今後も継続します。

bPを見る  bQを見る  bRを見る  bSを見る  bTを見る  bUを見る  TOPへ戻る

トップページ │ トビナナフシの窓 │ トビナナフシ日記 │フォトアルバム │ 昆虫アルバム │ 分布調査 │ リンク
inserted by FC2 system