2010年9月20日(月) 天気:晴れ・小雨 気温:約23度 時間:15時10分〜16時10分 風速:7〜8m/s |
エサのクリの葉を採集に亀田中野町の観察地に行ってきました。 気温も丁度良く、晴れていたのですが、風が強くてシラキトビナナフシを探すには都合がよくありませんでした。 時期も時期なので、中々見つかりません。 |
遊歩道坂下の排水口の土の詰まった部分を見てみると、シラキトビナナフシの野外卵が見つかりました。 この場所では2個見つけることが出来ました。 |
さらに成虫を探すのですが、中々見つかりません。 野外卵も探しながら下を見ていると、遊歩道の上にシラキトビナナフシの成虫が静止しています。 おそらく強風で上のミズナラ・コナラの大木から落下したものと思います。 ちょうど産卵中で、卵が産卵口から出る直前です。 卵の色は通常は茶褐色なのですが、この卵は灰色をした透明色になっています。 卵巣内で十分に成熟する前に産下されている可能性があります。 完全に透明になっています。 |
その後、樹上ではシラキトビナナフシの成虫を発見できませんでしたが、 樹下のコケの上からシラキトビナナフシの野外卵を2個発見することが出来ました。 |
数時間後の透明卵の様子です。 他の卵とは違い、灰白色になっています。孵化するのかどうか興味のあるところです。 |
詳しい記録は飼育・観察日記を参照して下さい。 ⇒ 飼育・観察日記 11 |