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シラキトビナナフシのアルバム


2010年9月11日 シラキトビナナフシの新産地(むかわ町穂別)

2010年9月11日(土) 天気:晴れ 気温:約20度 時間:9時20分〜10時10分 気象データ:穂別 標高:約120b前後 
胆振地方のむかわ町穂別でシラキトビナナフシを採集することが出来ました。
穂別にシラキトビナナフシが生息している事は、すでに文献などで知られていますが、
管理人に取っては道南以外での初めての採集記録になります。

駐車場に車を置いて、生息場所の林へと入って行きました。
ミズナラやコナラなどが思ったよりも多く見られる林です。
入ってすぐは、薄暗くシラキトビナナフシが居そうもない感じです。
しかし、一本目のコナラの木を網で叩いてみると小さな緑のエダがポトリと落ちてきました。
穂別で最初の記念すべきシラキトビナナフシです。

シラキトビナナフシ(穂別産)
↑ 穂別産シラキトビナナフシ 第1号

林の中のミズナラの枝
↑ 林の中のミズナラの枝
さらに薄暗い林の中を進んでいくと、明るく開けた場所になりました。
コナラやミズナラの大木や幼木が割と多く見られます。
葉を見たくても木が高いので、網で叩いていきました。
コナラの木を叩いたところ、2頭目のシラキトビナナフシが落下してきました。
腹部がパンパンに膨らんでいます。

シラキトビナナフシ(穂別産)第2号
↑ 穂別産シラキトビナナフシ 第2号

コナラの葉の食痕
↑ コナラの葉に見られる食痕

開けた林
↑ 開けた場所
さらに全体を探してみますが、木が高いので追加個体を中々見つけることが出来ません。
時間が無かったので、コースを戻りながら探し続けていると、
ミズナラの大木の下にある笹の葉上に静止するシラキトビナナフシを発見しました。
本日、3頭目の採集です。
この場所は、日当たりの良い急な斜面に広がる笹の密集地です。

シラキトビナナフシ(穂別産)
↑ 穂別産シラキトビナナフシ 第3号

ミズナラ下の笹の急斜面
↑ ミズナラ下の笹の急斜面
2010年9月13日(月) 
採集してきた3頭の穂別産シラキトビナナフシは、無事に産卵しています。
9月13日現在で53個です。
穂別産のシラキトビナナフシは、体長を測ってみると3頭とも約46ミリ前後です。
函館産が約50ミリ〜55ミリ位が多いので、穂別産はやや小型なのかもしれません。

穂別産シラキトビナナフシの卵
↑ 穂別産シラキトビナナフシの卵
詳しい記録は飼育・観察日記を参照して下さい。 ⇒ 飼育・観察日記 11


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