2010年11月7日(日) 天気:晴れ 気温:約18度 時間:11時30分〜14時00分 |
函館市亀田中野町の林で、シラキトビナナフシの成虫を発見しました。 今年は、8月9月の猛暑に続いて、10月の中旬からは異常な寒さが断続的に繰り返しています。 10月中旬(18日・19日)には最低気温が2度近くにまで下がり、 10月下旬(26日〜30日)にも最低気温が0度近くにまで下がっています。 11月になってからも最低気温は4度近くに下がっており、山のミズナラやコナラ・クリの葉は、 ほとんどが枯れたり、黄葉(紅葉)したりしています。 |
このような枯葉に埋まるミズナラの林で、シラキトビナナフシを見つけることが出来ました。 昨年の最終目撃は、2009年10月31日だったので、約1週間以上も遅い最終目撃です。 条件としては、ほとんどのエサが枯れてしまい、昨年以上に寒さが厳しくなっている中での発見になります。 体色は綺麗な緑色ですが、わずかに動くことが出来る状態で、死にかかっている所です。 |
数百メートル離れた場所には、すでに死亡した個体も見つかりました。 このようなエサの状態と、気温の状態によって、ギリギリ生存していた個体も次々と死亡していっていると思われます。 |
詳しい記録は飼育・観察日記を参照して下さい。 ⇒ 飼育・観察日記 11 |