シラキトビナナフシの観察 孵化失敗
シラキトビナナフシの保管卵の状況(2007年卵)
保管卵の状況と孵化の状況はどのようになっているか?
ココに書かれている方法は、残念ながら孵化に失敗した場合です。(2009年4月4日 追記)
こちらに、孵化に成功した場合を載せてあります。⇒ シラキトビナナフシの孵化に成功
我家のシラキトビナナフシの卵は、上記の方法で保管してきました。保管していた場所は、北向きの階段の窓枠です。ここは、温度が急激に変化せず、直射日光の当たらないところです。温度については、ハムスターやクワガタを飼育していた関係で、冬期間は24時間ストーブをつけていました。そのため、北向きの階段の窓枠でも割と高めの温度になっていました。
野外の気温から見るとかなり高い温度になっているため、卵の孵化にどのような影響があるのか心配な点もあります。越冬卵や越冬幼虫、越冬蛹の中には、低温にさらされなければ休眠状態が解けないものもいるようです。この点、シラキトビナナフシの卵の越冬時の状況がどうなっているのか、低温が必ず必要なのかなど不明な点が多く、無事に孵化するのかどうか心配なところです。
09月 20.4 |
10月 16.2 |
11月 11.4 |
12月 6.4 |
01月 6.9 |
02月 8.8 |
03月 9.0 |
04月 12.3 |
05月 14.7 |
06月 21.2 |
07月 22.5 |
08月 21.0 |
次の画像は、保管卵の2008年3月末時点の様子です。孵化の状況については今後追加していく予定です。
⇒ 結果として孵化に失敗しました。一番考えられる原因としては、保管中に乾燥してしまったことが上げられます。
(2009年4月4日 追記)
Aグループ
2007年 産卵状況
- 期間:2007.8.26~2007.9.1
- 個数:117個
- 湿度:やや乾燥ぎみ
2008年 孵化状況
- 孵化しませんでした
コメント
- -
Bグループ
2007年 産卵状況
- 期間:2007.9.2~2007.9.10
- 個数:201個
- 湿度:やや乾燥ぎみ
2008年 孵化状況
- 孵化しませんでした
コメント
- -
Cグループ
2007年 産卵状況
- 期間:2007.9.11~2007.9.22
- 個数:237個
- 湿度:やや湿気あり
2008年 孵化状況
- 孵化しませんでした
コメント
- 2008年3月23日
- 2ヵ所に青いカビが発生し、周辺の卵がカビに覆われている。
- (画像)
Dグループ
2007年 産卵状況
- 期間:2007.9.23~2007.10.2
- 個数:77個
- 湿度:やや乾燥ぎみ
2008年 孵化状況
- 孵化しませんでした
コメント
- 2008年3月23日
- 小さな白いカビのようなものが4個の卵に発生している。
- (画像)
Eグループ
2007年 産卵状況
- 期間:2007.10.3~2007.10.12
- 個数:137個
- 湿度:かなり湿気あり
2008年 孵化状況
- 孵化しませんでした
コメント
- 2008年3月23日
- 卵の1個が完全に青カビのようなものに覆われている。
- (画像)
Fグループ
2007年 産卵状況
- 期間:2007.10.13~2007.10.21
- 個数:93個
- 湿度:やや湿気あり
2008年 孵化状況
- 孵化しませんでした
コメント
- -
Gグループ
2007年 産卵状況
- 期間:2007.10.22~2007.10.30
- 個数:68個
- 湿度:やや湿気あり
2008年 孵化状況
- 孵化しませんでした
コメント
- -
Hグループ
2007年 産卵状況
- 期間:2007.10.31~2007.11.15
- 個数:55個
- 湿度:やや湿気あり
2008年 孵化状況
- 孵化しませんでした
コメント
- -
シラキトビナナフシの保管卵の画像
Aグループ画像 |
Bグループ画像 オーストリア共和国で保管中 |
Cグループ画像 |
Dグループ画像 |
Eグループ画像 |
Fグループ画像 |
Gグループ画像 |
Hグループ画像 |
シラキトビナナフシの保管卵の画像
2008年3月23日 Cグループのカビ(1) |
2008年3月23日 Cグループのカビ(2) |
2008年3月23日 Dグループのカビ |
2008年3月23日 Eグループのカビ |
(2008年3月29日 記載)